6月の終わりから始めた乗馬ですが、その後は旅行中を除き、毎週通い続けています。
1日2~3鞍ペースで騎乗したので先日50鞍(乗馬は乗った回数を『くら』でカウントします)になりました。嫁さんは平日も通ってますので100鞍オーバーです。
51鞍目(リーベディッヒ号)
いま私は駈歩(かけあし)の練習中。嫁さんは4級取得トレーニングに入っています。
私は駈歩が自力で出せるようになって、一つ壁を超えた感じで、日々の上達が楽しくなってます。
乗馬を始めて、幾つかの壁があるのとわかったことを備忘録的に書いておきます。
スキーの練習と共通点があったので、個人的にスキー的な視点で書こうと思います。
初めの頃(~10鞍)は、慣れるだけですね。基本的な姿勢や足の使い方とか、歩かせるのは先生が追鞭(後ろから鞭でペシペシ)してくれるので、馬が歩いてる状態で、正しいポジションや、手綱の張り方なんかの基本中の基本を覚えます。
スキーと一緒で基本は大事ですね。スキーとの違いは馬が替わると性格や癖が変わるのでその辺を理解しないと、馬によって全然言うこと聞かない子がいます。スキー板は変わりませんので、斜面が違うイメージかな。雪質や斜面に合わせた滑り方を理解する事が大切です。
次はベーシックAとかベーシック馬場(20鞍ぐらい~)のグラスまで行くと、速歩(はやあし)が継続出来て、馬にちゃんと指示が出せることが大事になってきます。合図とか、ポジションが悪いと馬は言うことを聞いてくれなくなります。結構悪戦苦闘しているのを見てきましたし、自分も少し壁に当たりました。
スキーと同じでポジションが悪いと身体がぶれて馬は言うこと訊かなくなります。体幹と姿勢がすごく大事で、それが分かるとちゃんと言うこと聞いてくれます(たまに全く言うこと聞かない子もいますがw)
猫背になるとダメなんでスキーの時に使ってた腰ベルトするといい感じになりました。
おへそを前に出して骨盤を立てるイメージが必要で、これスキーと同じなんですよね。
スキーだと後傾を克服してパラレル出来るようになった感じかな。ちゃんと板の上に乗れないと暴走するし、コントロールも効かない。初級ゲレンデなら、どこでもコントロールしながら滑れる感じですね。
ベーシック駈足(かけあし)に入ると急にハードルが上がります。結構ここで停滞する人が多いような感じです。ポジション、合図の継続、手綱のコンタクト等多くの事をちゃんとできないといけなくなります。
馬の癖や合図をどうすると馬に伝わるかなど、細かい修正をしながら慣らしすると、違いがわかるようになりました。
例えば足の位置を前後2~3センチ変えるような違いですね。
スキーでも中級~上級コースに行けるようになるが、思い通りにコントロール出来ずに、すぐ止まってしまうとか、斜面に対して正しくポジショニング出来ずに暴走して転けるとか、馬もスキーも一緒だなと思うようになりました。
この頃になると落馬とかも時々見かけます(今はエアバッグベストがあるので怪我はほぼしないです)
この後は4級取ると、コースが分かれて、馬場に行く人、障害競技(ジャンプとか)、ひたすら駈足する人に分かれるそうです。
私はまだがこれしたい!とかないので、まずは4級を取ることだけに集中します。
スキーの1級取ってから指導員目指すか技術を極めるかみたいな感じですね。
また、先生によっては言ってる事が真逆(多分言いたいことは同じですが)の事を言うので、結構混乱してる人もいます(うちの嫁さんがそうかな)なので、受ける先生をみてスケジュールを決めたりしてます。私は限られた時間なので、そんな贅沢はいえませんが、予約時に特定の先生は比較的空いてたりするので、選り好みしているのはあるんだろうなと思います(最初は時間なのかなって思ってました)
あと、駈歩や4級取得になると、先生から馬指定(専用馬)をお勧めされます。基本レッスン時の馬はランダム?にアサインされるため、たまに言うこときかない子や、指示が難しい子に当たることがあります。
コテツ号(言うこと聞かない洗礼を受けました)
そのため、指名料(2~4千)を出して馬を指名する事ができます。素直な子で練習すると良いのでしょうが、上手くなるには弊害かなって個人的に思います。
貸切ゲレンデで気持ちよく滑るのもよいですが、ガサガサのこぶ斜面を上手く滑れた時のはうが気持ち良かったりしますし、上手くもなります。嫁さんには専用馬使わないって意地になってるとか言われましたが、そんな気はないですね。
前回は結構難しい馬だったようですが、先生に『この子であれだけ動かせたら十分ですよ。すごく良くなりましたね』って言われてちょっと調子乗ってます(笑)
まだ、乗馬始めて5ヵ月程ですが、楽しくやってます。また外場(乗馬施設の外)に行きたいなと思う日々です。