直近の1年間に台湾に3回渡航した方限定です。
海外旅行の際に、入国手続き(イミグレーション)の行列が多いとげんなりしますよね。
台湾に旅行で行くと、最近の台湾人気もあり、到着便が集中するお昼前後と窓口が減らされる深夜は、イミグレーションの列がハンパない状態になります。
30~40分掛かる事もあります。
深夜に至っては、その後バスでの移動になるため、バスでも長蛇の列となります。
ホテルにつく頃にはヘトヘトですね。
この時は深夜到着でバス待ちに1時間30分待ちました。
そこでイミグレーションをスピーディーに行えるようにする秘密兵器が常客証です。
常客証とは
台湾は1年以内に3回入国された方に対して、『常客証』を発行してくれます。
これは台湾に良く来てくれる人にスムーズに入国出来るようにしてあげようって事だと理解しています。ビジネスできている人は毎回こんなのではたまりませんからね。
航空会社の客室乗務員も専用のレーンで手続きされています。客室乗務員も自由に出入りできる訳ではないですよね(詳しくは知りませんが専用のカードかなんかあるみたいです)
似たような物に、APECビジネス・トラベル・カードってものがあるそうです。
APECビジネス・トラベル・カード
名前の通り、APEC(アジア太平洋経済協力)の中で貿易関係とかのビジネスマンに発行されるカードで、日本も外務省が発行しています。
このカードがあれば常客証と同様に許可された国(アメリカ・カナダを除くAPEC加盟国)で専用レーンでイミグレーションが受けれます。個人的に欲しいわー。
常客証の発行方法
常客証の発行手続きは滅茶苦茶簡単です。WEBで必要な情報を入力して申請をすると、その場でPDFが出来ますのでカラー印刷してパスポートも一緒に持って行くだけです。
今回の台湾が3回目なんだけど、って方も入国すれば3回の実績になるので台湾で登録ができるはずです(未確認)
帰りは日本国パスポートは自動化ゲートになりましたので、あまり意味はありませんが。
事前に用意するもの
- パスポート(番号、期限など)
- 申請日1年以内の3回の台湾入国日(深夜入国など要注意です。正しくないとエラーになります)
申請方法は以下のアドレスから。
https://niaspeedy.immigration.gov.tw/
WEB申請の方法
内容を確認して申請を。
『apply』で申請です。情報が正しければ、こんな感じの書類が作成されますので、カラー印刷しましょう。
再申請時の注意事項
有効期限内では再申請はできません。有効期限が切れてから申請が必要です。
発行日から1年有効ですので、旅行中に切れないようなことを考えたほうが良いです。以前GW中に切れて帰りは使えなかったことが1回ありました。
常客証の使い方
イミグレーションのエリアについて入ったら、『Speedy Immigration Counter』に向かいます。
場所は以下の通りです(微妙に変わるときがあるので、あくまで参考までにです)
イミグレーションのエリアに入ると、係員さんが日本人はこっち!って案内されますが、『スピーディー』といって書類を見せると、『あっち!』って案内してくれます。
電光掲示板に赤字で『Speedy Immigration Counter』や黄色?で『APEC なんちゃら』と交互に表示されています。APEC BTCと共通ですね。
そこでこの用紙とパスポート、入国カードを提示するだけです。
入国カードはオンラインで手続きしておけばよりスムーズです。
これまでに10回以上使いましたが、5人以上並んでいたのは1回だけで、多分スポーツ選手団らしき方々(背中に国名が入ってました)でした。
普段は0~3人ほどでほぼ並びません。
チャイナエアラインで降機してから、イミグレーションし、優先バゲージで荷物を受け取って到着ロビーに出るまでに最速20分でした。
そんなわけで私は台湾には最低年3回行くようにしています。
ある意味、常客証修行ってことでしょうか(笑)
お読みいただきましてありがとうございます