こんばんは、すきーやです。
9月のシルバーウィーク後半に京都へ行ってきました。
前日は福井の小浜に滞在し、鯖街道を京都に向かったため、大原周辺でお寺を回ってきました。せっかくなので、御朱印帳を引っ張り出して御朱印を貰ってきました。
御朱印1番が平成27年9月からですが、御朱印帳を忘れることも多く、6年目ですがまだ1冊目でしたが、今回何件か回ったため、やっと2冊目に突入したした。
JR東海が行ってるキャンペーンで『そうだ京都行こう』というのがあります。
このCMは上手いですね。初めて見た時からずーと印象に残っています。
このCMが流れるとなんとなく京都に行くたくなるという、パブロフの犬のような状態になっています。
長塚京三さんのナレーションがとても良かったのですが、2019年から柄本佑さんに代わっていたのですね。ちょっと雰囲気が変わりました。
いつかの時代は、映像だけで場所を明かさないという方法も取られていて、そそらせるなーと思ったこともあります。
そんなわけで、有名どころではない、寺院というもの非常に惹かれるようになりました。
寂光院の入り口で彼岸花が咲いていました。
寂光院
『そうだ京都行こう』
https://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000417
寂光院は、大原三千院から車で5分ほど(徒歩30分)離れていますので、比較的空いています。
寂光院周辺の駐車場はだいたい300円でした。最寄りでも300円ですので、車なら行けるとこまで行って良いかと思います。
お土産を買うなら無料とかありますが、買うかわからなかったので、300円入れておきました。しかしゆるゆるですね。
車が入れる所から100m程で寂光院の入り口です。
入館料は500円です。
御朱印帳もここで預けます。
こんな感じの坂を上がってきます。
ここは天台宗の尼寺です。
本堂では、お寺の方がお寺の成り立ちなどを解説してくれますので、説明を聞きましたが、マスク越しだと聞きづらいですね。
この本堂は2000年の放火により焼失しましたが、今は完全に復元されています。
また、本尊の六万体地蔵菩薩も焼失しましたが、これも復元されています。こちらは、焼失前に正確な図面が起こされており、原寸での復元とのことです。
色調は当時のもので再現されており、当時のままの状態です。ちょっと原色なので安っぽく見えてしまいますが。
寂光院は平家物語と非常に関係が深く、冒頭の『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。』で始まる、祇園精舎の鐘と沙羅双樹がここにあります。
沙羅双樹の白い花は朝咲いて、その日の夜には散ってしまうそうで、まさに盛者必衰ですね。
千年姫小松(御神木)も火災で損壊し、枯れてしまったそうです。
この寂光院は大原女、平家物語ともに、『しば漬け』発祥の地だそうです。
ちょうど今の時期が初物になるそうで、地元のお漬け物屋さんが作ったしば漬けを配られていました。
限定100個らしく、私たちが戴いたときには残り5個ぐらいでした。
こちらが御朱印です。
寂光院の横の大原西陵には建礼門院徳子(平清盛の次女)のお墓があります。
管轄が宮内庁になるんですね。
こんな感じの道を上がった所に
祀られています。
また、大原には温泉が出ているらしく、温泉スタンドがあるようです。
ちょうどトラックが給湯していました。
三千院
『そうだ京都行こう』
https://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000415
大原といえば三千院ですね。
学生時代、大阪にすんでいる頃にバイクで洛北に良く来ましたが、三千院の入館料が高くて入れなかった記憶が今でも残っています。
三千院も駐車場重点まで上がれます。最上部はロータリーになっていますので、とりあえず上がれるところまで上がって程々の駐車場に止めると良いかと思います。
今回止めた所は400円でした。
上りながら、300円、400円、
500円と上がり、でも直前は400円になりました。
三千院は、庭園を見ながら抹茶が戴けます。
1人500円です。
抹茶とお菓子です。
赤いカーペットはお茶用の席になっています。
こんな感じで庭を見ながらお茶を戴きます。
わらべ地蔵さんです。
三千院の御朱印は3つあります。
勝林院
『そうだ京都行こう』
https://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000419
三千院から歩いて5分ほどです。大原といえば三千院が有名ですが、元々大原はこの勝林院があり、三千院はあとから移動してきたそうです。
大原寺とありますね。本家はこっちですと主張していますし、説明もそうされます。
ここは入らずに外からなので、御朱印はありません。
宝泉院
『そうだ京都行こう』
https://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000416
勝林院のその奥に宝泉院があります。
入館料は800円です。抹茶付きです。抹茶が不要な場合は600円です。
建物に入るとすぐ上に籠が吊ってありました。
ここは抹茶を頂く場所の天井が血天井として有名です。多くの武士が自害した伏見城の床板をここで供養しているそうです。
やばいのが写るとあれなので、写真は撮っていません。ただ、そんなにリアルではないので、怖さはありません。
ここのポイントは額縁庭園と呼ばれる、柱を絵画の額縁に見立てた空間です。
この日は人が多くて人がいないのが撮れなかったので、実際のシーンは心の目で見てください。
私の座れた席は竹林側でした。
ここでもお茶を頂きます。
ここには、水琴窟があります。
水琴窟は他の所でもありますが、水が瓶に落ちるときに反響して高い音になります。
聞き方です。竹の筒に耳を近づけると、水の流れる音に交じって、高いトーンでピーンと音が響きます。
動画撮ってみました。水がポタポタ落ちる音に交じって、金属音のような高いトーンの音が響きます。金属があるわけではなく、反響して高い音が聞こえるそうです。
宝泉院の御朱印です
出世稲荷神社
こちらも三千院の近くにあります。
名前に惹かれて伺いました。
この神社も二条城近くから移転したそうです。
鳥居に掛かっていないので、元々のが置かれているのかなと思います。
こちらが本殿です。
出世できるように鈴をゲットしました。
御朱印です。
上賀茂神社
『そうだ京都行こう』
https://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000296
葵祭と流鏑馬で有名な上加茂神社です。
ここには神馬がいるのですが、この日はいませんでした。
暑さとコロナ禍でお休みしているそうです。
神馬は白馬であることが決まっているそうです。
学生時代にきてみたことがあるので、嫁さんに見せようと予定したのですが、残念ながら見れませんでした。
ここが流鏑馬で使う参道ですね。
楼門です。
拝殿と砂を盛ったなにか。解説があったのですが、人がずっといたため写真が撮れませんでした。
こちらが本殿です。
ここでおみくじを引きましたが、大吉でしたので持ったままです。
馬の神社ですね。ウマイです。
ここには小川が流れており、願い事を書いた和紙を流すというものがあります。
上賀茂神社の御朱印です。加茂別雷神社というそうですね。
雷除けのお守りもありました。
上賀茂神社の一角に伊勢神宮の遥拝所がありました。今年はコロナで伊勢神宮にいけていないので、ここでお祈りしておきました。
上賀茂神社で有名なのは、やきもちですね。
神馬堂で買おうと思いましたが、お休みでした。残念。
下鴨神社
『そうだ京都行こう』
https://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000232
上賀茂 とくれば 下賀茂 と思いますが、こちらは 下鴨神社ですね。
ここには、干支のお社があります。
今年はねずみ年ですね。
うし い
とら いぬ
う とり
さる たつ
み ひつじ
うま
ねずみとうまだけ1つのお社ですね。
こちらが本殿です。
下鴨神社の御朱印です。
加茂神社
こちらは京都ではなく滋賀県です。
上賀茂、しもがも(下鴨)ときましたので、加茂神社に立ち寄りました。
ここは馬に関する神社です。競馬や馬事の関係者では有名で、日本で2か所ある馬の神社です(もうひとつは岡山だったかな)
乗馬しているので、ここにきて乗馬がうまくなるように詣でないとなーと思っていたので、立ち寄りました。
こちらが本殿ですが・・・・
ここで馬のお守りを買おうと思っていたのですが・・・・
2018年9月の台風でご神木が倒れてしまっているようです。
2年もそのまま放置されているようですね。
神馬の像があったのですが・・・
倒れたままでした。
義援金のお願いもされていますが、とりあえず倒れたままにせずにちゃんと撤去しようよと思いました。
なんかご利益もなくなる気がします。
大原周辺巡って、神馬つながりで締めようと思ったら、なんかドーンと沈む嫌な感じでの締めくくりですが、嫁さんからは『乗馬は神頼みじゃなくて練習しろってことだね』という締めくくりでした。
御朱印帳巡りは引き続き継続する予定です。そんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございます。