こんばんは、すきーやです。
今年の特典航空券をキャンセルしました。
まさかここまで続くとは思わなかったので、6月にロンドン(The ROOMビジネス)が取れてましたが、一部欠航がきまりキャンセル。
GWの台湾も帰りを特典航空券(デルタ経由のCI)取ってましたが、これまた欠航でキャンセルしました。
機材がMDー88とありますが、チャイナエアにはMDー88は無いんですよね。不思議な現象です。
後はハワイ便も取れていますが、きっと無理ですよね。
さて、おんせん県3日目ですが、おんせん県を離れて隣の宮崎県まで遠征しました。
大分県(滞在)、熊本県(通過)に続き宮崎県(滞在)と全県制覇を進めております。
宮崎県といっても広いので、目的地は神話の里の高千穂です。
神話の里 高千穂町
高千穂は宮崎県と大分県との県境に近いエリアにあります。そのため、今回泊まった別府からは2時間少々で行くことが出来ます。
ルートは高速で延岡経由で行く方法と、やまなみハイウェイから九重連山を南下するルートがありますが、連日やまなみハイウェイを通っているので、今回は高速経由で行くことにしました(翌日の帰りはやまなみハイウェイ経由の予定でしたので)
高千穂といえば、天岩戸(あまのいわと)伝説の残る神話の里になります。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)にあきれて岩戸隠れした話は聞いたことがあるかもしれません。
その天岩戸伝説が伝わるのが、ここ高千穂になります。こじ開けた岩をぶん投げた先が戸隠と言われ、私は長野県の戸隠は知ってましたが、なんか各地に戸隠伝説があるようですね。
それでは向かいますが、レンタカーのナビは先日の通行止めとかも無視されるので、Google Mapのナビを使いました。行き先設定とかやっぱり便利ですね。
今回、自分自身のアイコンが変えれるようになってましたので、ちょうど赤い車があったので、変えてみました。意外にかわいい。
道の駅 北方よっちみろ屋
延岡までは特になにもなく、快適なドライブとなりました。夜から下り坂ということで少し雲が出てきました。
延岡から北方延岡道路に入り、終点の北方ICを降りたところでトイレ休憩です。
ちょうど道の駅があったので、立ち寄りました。
筍や、干し筍がありました。筍を買いたいですが、仕込みが出来ないので諦めました。
干し筍は買ってみました(まだ食べていません)
他に日向夏があったので、購入しましたが帰ってから食べたけどスカスカでした。安いなりでしたね。ホテルで食べた日向夏が美味しかったので、期待したのですが・・・
パンペイユとかもありました。
さすが宮崎って感じですね。
名物らしい唐揚げがあったので、購入しましたが、鳥から自体はごく普通でした。『えとから』のネーミングは何だろうと思いましたが・・・
干支の町
北方の街を走っていると至るところに『干支のまち』と書かれていたので、ネットで調べると、日本で唯一、干支で地名を表記している町だそうです。
元々字名がなかったため、12方位を時計回りで子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)・・と分けられ、住所も十二支で表記しているそうです。そのため『ひつじトンネル』とかありました。
凄い適当なネーミングですね。それで町おこしにしてるのも凄いですが。
高千穂町到着
神話の里に到着しました。
この赤いのが須佐之男命です。
まずはお腹空いたので、マークしていたお店に行ったのですが、満席で30分ぐらい掛かるとの事。じゃあ待つかって話をしていると、店主の方が、空いたら場所取っておくので、近くの神社に行ってきたらと、教えて戴いたので荒立神社へ向かいました。
荒立(あらたて)神社
お店の人曰く、高千穂に来たら、高千穂神社とここは絶対に行くところですよ。と教えて戴きました。
ここは芸能の神様が祭られているようです。芸能人もよく来るそうで、私たちが行ったときも2~30人の参拝者がいました。
本殿は大きくありませんが、皆さん中に入って神前でお祈りしていましたので、私達も神前まで行きました。こんな事は初めてですね。
行って良かったです。
本殿の横には神楽殿もありました。さすが高千穂ですね。
人はそれなりですが、宮司さんとか誰もいません。ご朱印も印刷されたものをお金はお賽銭箱に入れて下さい的なものでした。
おみくじも然りです。
ここでは、木の板を叩いてお祈りするそうです。トントンとたたく人、トトトン、トトトン、トンとリズミカルにたたく人色々です。
これが干支の数にあちこちにありました。
ひたすら叩きまくります。きっとご近所さんは良い迷惑なんでしょうね。
時々壊れたトンカチもあります。
こんな林の中に配置されていました。
神前まで進んで、目の前でお祈りしたり、トントンと叩いてお祈りとか、とても珍しい体験が出来ました。
高千穂・鶏の炭火焼 吾平店
キャンプ場に併設されたレストランです。
宮崎なのではやり鶏だよねって事で探したお店です。宮崎牛レストランもありましたが、牛はどこでも食べれるのでいいかなと。
桜も満開でキャンプ場としても良いところですね。近くに温泉施設もありますし。
キャンプ場兼バーベキュー場になっています。
焼き鳥と普通の定食もあります。
今回の目的はこれです。目の前で鳥を焼いて食べるものです。
これが2人前です。結構ボリュームあります。
炭で焼きます。
しっかり味が付いてあるので、焦がさないようにひたすら混ぜ混ぜしながら、焼いていきます。
焼きあがったら、火からはなして食べます。
かなりしっかりとした鶏肉で歯応えがありました。
食べるときは、溶き卵にすき焼きのように絡めて食べるそうです。
元々の味が濃いめなので、マイルドになってちょうどよい感じになります。
また、高千穂牛のサーロインも100g1500円で追加オーダーできます。
サーロインは美味しくて当たり前です。
一人1500円ですからかなりお得だと思います。
高千穂神社
高千穂神社は私は2回目の訪問です。
前は20年ぐらい前に来たことがあります。
高千穂は秋になると夜神楽と言われる、夜通し神楽を舞う習慣があり、観光客向けに高千穂神社で年中夜神楽を行っています。
サイトではコロナ禍のため、中止と書かれていますが、実際は2020年7月~毎夜行われています。
入場料1000円で見ることができるので、是非見ることをお勧めします。
天岩戸伝説の4話の舞が見れます。この出演者は高千穂町の方々で、百姓しながら交代で夜神楽を紹介していると解説されます。
高千穂神社にはいります。
手水舎は利用不可が多いですが、ここは使えるようになっていました。
高千穂神社の本殿です。おみくじを引いたら大吉でした。今年は大吉率が高い!!
ここは夜に夜神楽で再訪しますので、夜神楽の話はのちほど。
高千穂峡
高千穂神社を少し進むと高千穂峡という渓谷があります。
前回来たときはガラガラだったのですが、すっかり観光地になって駐車場が一杯で遠くにまわされました。ボートに乗って巡るのがお勧めなのですが、山道を歩いて1キロとかあります。
また、ボートは2時間待ちらしいので諦めました。すっかりメジャーな観光地になってますね。
第2駐車場からは、こんな階段を400段以上歩くとかありました。足腰の悪い方は無理ですね。
300段降りても、まだまだ続きます。
上の橋から下りてきました。ここは階段を下りてきたところです。
ここから更に奥へと歩きます。
正面の崖が中間地点辺りです。
ブラタモリで良く出てくる柱状節理(ちゅうじょうせつり)になっています。
ボートからだとこんな風に見ることができます。20年前の写真からです。ご覧の通りガラガラです。
今回はボートには乗らず上からの写真です。
混んでますねー。
天安河原(あまのやすかわら)
天照大神が天の岩戸に引きこもった際に、八百万(やおよろず)の神々が集まって対策会議をしたと言われる、天安河原です。駐車場はありませんので(お店の駐車場のみ)天岩戸神社の駐車場に止めるのが良いです。
ここから500mほど歩きます。
坂を降りて川沿いに進むと天安河原に着きます。賽の河原のように石が積まれています。
何か意味があるのでしょうか。
ここには八百万の神々がいたというので、最強の神頼みスポットですね。
いつものお参りをして、後にしました。
それにしても石を積んでるのは不気味ですね。
天岩戸神社
神社の入口は須佐之男命がお出迎えしてくれます。
天岩戸神社はこじんまりとした神社で、初めて来たときは、天岩戸の場所は書かれて居ませんでした。宮司さんに説明をお願いすると、その都度、儀式をして場所を教えてくれました。
反対側には行けないと思ってましたが、東側にも東本宮があり、西と東で一体の神社だそうです。
今回は帰る頃に大雨になったので、東本宮は行けずじまいでした。
いまは、天岩戸を案内して見せてくれます。但し撮影は禁止ですのでご注意を。
定期的に案内してくれますので、気軽になりましたし、拝殿の先の見学エリアから見せてもらえるので、凄く分かりやすくなりました。
ちゃんと洞窟が見える位置から見せて戴けます。
こちらが拝殿。拝殿の裏に回って天岩戸を見ることができます。上のマップで④の位置ですね。
いまは神楽殿になっていますが、これが前の拝殿だったものを移築したそうです。そして、天安河原神社の離殿となっており、ここからお参りすることが出来るそうです。
私達は先ほど参ってきたので、スルーします。
いまは、見学コースで拝殿の裏に案内されますが、20年前はここで、お祓いをして、その向こうから、対岸(見えない位置)に天岩戸があります。と案内してくれました。
説明を聞いて、『そんなー、期待させるなよー』ってがっかりした記憶があります。
この右側から天岩戸の方を見るとこんな感じ。方向的に全く見えませんので、撮影しています。
天岩戸伝説はさておき、高千穂は天岩戸や、天安河原など、少し空気が違う空間で、日本の歴史に触れる事ができる、とてもお勧めできるエリアだと思います。そんな感じ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
まだ3日目は終わりませんが、まだまだ次回に続きます。