すきーやの休日

2018年ANAプラチナ取得。ヒルトンダイヤモンドで楽しい休日を過ごす50代猫好き、台湾好き陸マイラー

日本全県制覇の旅 ~ 奈良編パート4『なんと(710年)大きな平城京』

 こんばんは、すきーやです。

 11月22日を休みにして四連休にされた方はどの位いるでしょうか?私の課には5人いるのですが、3人休みを取るというので、私は出勤でした。新人君は両親を旅行に連れて行くというので、最優先で休みをみとめたのですが、知らない間に他の二人も休みの申請を出してました。

 私は22日の夜から1泊でふらっと旅に行ってきました。この話は奈良の話が終わったら書きます。

 

 

 2021年11月に奈良へ日本の歴史を感じる旅に行ってきました。とても良かったのと1300年分の歴史があるので、何回かに分けています。4回ぐらいかなと思ってたら、もっと長くなりそうです。申し訳ありません。

 前回までの話はこちらへ。

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 2日目の今日は、平城京跡と明日香村(飛鳥歴史地区)地方に向かいます。

 

 

朱雀門

 私が前回平城京跡に行ったのは30年前なので、当時は朱雀門の再建を行っている真っ最中でした。

 1300年前のもので、既に地に還っていたものを1964年に発掘調査で確認されて、1992年に朱雀門の復元工事が始まったのでした。

 1996年頃に、旅行の途中で朱雀門に立ち寄った際もまだ工事中でした。朱雀門は1998年に竣工しています。

 その後、2010年の遷都1300年イベントの目玉になった模様です。

 

 当時、酷さで話題になったせんとくん。
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朱雀門ひろば

 朱雀門の前のスペースを使ってイベント広場が出来ています。

 遷都イベントで使ったのでしょうか?

 さすが国営ですね。北海道のウポポイもそうでしたが、無駄が多そうです。

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www.heijo-park.go.jp

 

 平城宮跡はおよそ1キロ四方あります。上の朱雀門の前のスペースが、マップの一番下側の朱雀門大路です。めちゃくちゃ広大なスペースですね。これが奈良市内に残ってるのですから、すごいですね。

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 さらに平城京としては4キロ四方以上の広さがあります。唐の長安を参考に作られたそうで、面積で長安の四分の一みたいですね。

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朱雀門

 私も実物は初めて見ます。

 これが朱雀門です。

 

 以上。

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 嫁さんに平城京跡も見てみたい?と聞いて、行きたいというので、案内しましたが、コレだけ?

 って感じのリアクションでした。当然他にも展示館などもありますが、施設が点在している上に、歩くとかなりの距離ですので、流石に回るつもりもなく、ここだけ見ることにしました。


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 撮影用のカメラ・スマホ台もあります。


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 朱雀大路の幅は74メートル。名古屋の久屋大通より少し狭いぐらいですね。


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 ここは自転車持ち込みで来ると良さげですね。現に自転車で回ってる方が数名いらっしゃいました。

 平城宮跡のど真ん中を近鉄が走っています。踏切は夜間通行止めみたいです。

 これ本気で回ると1日かかりですね。

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第一次大極殿

 一番奥にあるのが大極殿です。天皇が儀式を行う建物で、第一次とあるのは元明天皇が建てた大極殿、第二次大極殿(未修復)は聖武天皇が建てた大極殿です。

 奥にある建物が第一次大極殿で手前の鳥かごに入っているのが、再建中の第一次大極殿院南門です。


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 こんな感じの構成のようです。
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maps.app.goo.gl

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遣唐使船

 海のない奈良県に外洋船である遣唐使船が展示されています。

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 遣唐使は学校で習ったやつですね。

 唐の時代に日本から使者を遣わせた船で、帆はありますが、布などではなく木製のためあまり性能は良くなくて、漕いで行ったみたいです。

 バランスも悪く、横波で良く転覆した様です。

www2.nhk.or.jp

 

 

天平うまし館

 朝ご飯を何か食べようかと思いましたが、たいしたものがなかったので、コーヒーだけ飲みました。


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 ラテがラテアート仕様になってました。朱雀門バージョンとせんとくんだったかな。

 嫁さんは紅茶を頼むとまさかのローズヒップティーでした。


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 天平うまし館には遣唐使船の解説コーナーがありました。


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 結構な回数を渡っていたんですね。無事帰ってきたのは1回だけとか。


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 アニメーションで解説もしていました。

 鑑真和尚の登場。


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 阿倍仲麻呂のようです。


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 解説を聞いたら、遣唐使船の見学に行きます。

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復元 遣唐使船

 いよいよ、見学甲斐市です。ドライアイス?で波を表しているのでしょうか。流石国営の施設です。


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 見学は無料です。乗り込みます。


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 色々と解説があります。帰りはクイズになっています。私は全問正解でした。


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 前側に錨(いかり)があります。木製のため沈まないので、これに石をくくりつけて沈めるようです。その石はどこから調達するのかな~。


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 後側には舵(かじ)があり、浅いところでは引き上げて使うようです。


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 こぎ手は甲板下のたこ部屋へ。えらい人は上の船室のようです。


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 えらい人用は中は空っぽですが。


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 こぎ手はここに座って漕ぐらしいです。落ちたらサヨナラですね。ひええ。

 これで東シナ海を渡るんですよ。良くやるわ・・・


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天平みつき館 平城京 肆(いちくら)

 お土産などはこちらで。

 せんとくんキャラのものと、しかまろくんのキャラのものがありました。

 しかまろくんのキャラが可愛いですね。ちゃんと眉が麻呂になっています。


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 せんとくんとしかまろくんのクッキーはお土産に惹かれましたが、今回はお土産はなしです。


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 お土産ランキング一位はくず餅のようなので、おうち用に買いました。


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 そして実食です。


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 塊でパッケージに入っていたので、器にあけて、ナイフでカットする必要がありました。

 結構モチモチなので、切るのも大変でしたが、その分食べるとモチモチ食感がなとても良くて美味しかったです。さすが一位です。


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30年前の平城京跡

 前に整理していたら30年前に平城京跡に来たときの写真があったので、見比べてみました。


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 前回は北東のはじの出土資料館に行き、朱雀門は工事中で近寄れませんでした。


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 場所的にはここらで、ただの原っぱが広がる場所でした。

 資料館と復元された建物があっただけです。


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 これが復元された『宮内省』らしき建物のようです。


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 Google Street View で見ると道路もアスファルトが敷かれ、歩道も整備されていますね。


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 平城京跡はかなり広大な割に復元も中々進んでおらず、点在するため、結構モチモチ肩すかしじゃないかなと思います。

 これが完全に復元できて、もう少しアミューズメント性があると人気の場所になるじゃないかなと思ったりします。

 ちょうどこの日は何かイベントがあるようで、仮称『平城京のテーマソング』が流れてました。

 なんかねーって思った次第です。

 

youtu.be

 

 平城京で終わるとは想定外でした。すいませゆが、まだまだ続きます。

 最後までお読み戴きましてありがとうございます。

 次は飛鳥歴史地区に向かいます。