こんばんは、すきーやです。
今日4月21日は、アクロバティックパイロットのロック岩崎さんこと、岩崎貴弘さんの命日です。
ロック岩崎さん
ロック岩崎さんは元航空自衛隊パイロットで退官後、アメリカのアクロバティックパイロットのショーン・タッカー氏の元でエアーショーパイロットの道を進み、日本帰国後に、AIRockを設立、1996年白浜で行われたスカイレジャージャパンでエアショーパイロットとしてデビューします。
自衛隊時代には数々の伝説を作っていらっしゃいます。例えばFー104という性能の低い戦闘機で当時アメリカ空軍の最新鋭のFー15を模擬戦で撃墜したりとか。
私とロック岩崎さん
私がロック岩崎さんを知ったのは、2000年の岐阜基地の航空祭です。
この日ブルーインパルスが飛ぶという事で、見に行ったのですが、その前にアクロバット飛行を披露したのが、ロック岩崎さんでした。
最初はただ、すごいなーって見ていたのですが、数々の演目をやっていくうちに虜になってました。ホントすごいんですよ。
当時のYouTubeが有ったので、見て貰うと解ります。もう衝撃的でした。
一番びっくりしたのは、上空を大きく丸く旋回しているのですが、そのまま機体をローリングしているのです。ただ旋回するだけならエルロンで機体を傾ければ、旋回運動になりますが、そのまま機体を回しながら、旋回するってどういうこと??全く理解できませんでした。
↓の動画では5分25秒あたりでやっています。
何かの記事にコントロールされている墜落と表現されていました。ホントそうです。
ロック岩崎さん事故死
2005年4月21日11時20分、兵庫県のこうのとり但馬空港でアクロバットの訓練中に墜落して亡くなられました。
また見たいなと思ったまま再会は叶いませんでした。ホントに残念です。
事故後はセカンドパイロットのサニーさんが、飛行展示をされてましたが、機体に修復困難な故障が見つかり、2010年エアーロック・アクロバティックチームは活動を終えました。
当時の機体ピッツS2Bは石川県小松の航空プラザに展示されているそうです。機会があれば見に行きたいですね。
ロック岩崎さんのラストフライトがこうのとり但馬空港だったことにちょっとばかし運命を感じたりしました。
そんな感じ。
最後までお読み戴きましてありがとうございます。