こんばんは、すきーやです。
7月の最終週に鹿児島に行ってきました。
これまでのお話はこちら。
この日は愛知に帰る日です。レンタカーは16時に返して18時の飛行機で帰ります。
ホテルをチェックアウトして駐車場に向かう途中に火山灰の集積場所がありました。
以前鹿児島に住んでいた友人がサンルーフの車に乗ってて、鹿児島ではサンルーフの車乗る奴は馬鹿なんだよねって言ってました。
年中灰が降ってきて、雨の日の灰雨は最悪だよって。
今回の旅行中も時々目に灰らしきものが入って、『あっ痛ってー』となりました。
今日も曇り多めの天気です。雨さえ降らなければオッケーです。
今日は九州縦貫自動車道で隼人東ICまで走り、霧島神宮を目指します。
龍門滝
高速を走っていると、加治木JCT近くに滝のようなものが見えました。
後で調べると龍門滝という自然の滝で、高さ46メートル、幅43メートルと結構大きなものになります。高速からこんな風に見える自然の滝は珍しいですね。
時間があれば行ってみたかったのですが、今日は時間ギリギリなので、見送ります。
近くに温泉もあるようなので、またの機会に寄りたいな。
隼人東ICを降りてからはひたすら一般道を走ります。
途中、目に入った建物が・・・
明るい農村・霧島町蒸留所
いも焼酎で有名な『明るい農村』私は飲めないのですが、焼酎の充実した居酒屋に行くと必ず置いてある、明るい農村。
名前にインパクトがあるので、よく覚えているのですが、この蒸留所がこの通り道にありました。見学などもやっているようですが、時間の都合でパスです。
焼酎好きがいたら、お土産に買っていくのですが。
霧島神宮
霧島神宮の創建は欽明天皇です。欽明天皇の時代は仏教が伝来した頃で、疫病が流行ったのは仏教のせいとか、色々とあった時代で、あちこちに神社、神宮が創建されています。
霧島神宮は元々は御鉢火山のすぐ近くにあったのですが(霧島神宮元宮)、788年の御鉢火山の噴火の際に焼失し、霧島神宮古宮址の位置に移転したのですが、これも1235年の噴火で焼失し、1484年に現在の地に移転して現在に至るそうです。2度も噴火にあってというフェニックスのような神宮ですね(不死鳥のフェニックスと南国にある木のフェニックスとは関係ないみたいです)
霧島神宮は高千穂峰が天孫降臨の地と言われていますが、宮崎県には高千穂町があり、どっちが天孫降臨の地なのか、論争があるようですね。
宮崎の高千穂町も昨年行ったのですが、個人的には宮崎の高千穂町のほうがロマンはありますね。
霧島神宮到着です。
大型駐車場もありますが、ガラガラでしたので、参道脇の駐車場に停めました。
ここからは歩きです。石段があるので頑張って歩きます。
奥の駐車場に停めるとこの石段は通りませんが、せっかくなのでここから行きます。
石段を登った所に弐の鳥居があります。
霧島神宮はこの2月に国宝に指定されたそうで、関連イベントとかがあります。
西郷従道の灯籠
参道を歩いていると、西郷従道と書かれた灯籠がありました。どっかで聞いたことあるなと思ってたら、嫁さんが『西郷隆盛の弟じゃないっけ?』って教えてくれたので、小西郷のことって思い出しました。
関ジャニの錦戸さんがやってた西郷信吾ですね。
この灯籠、西郷従道が寄贈したのかなどは特に情報がありませんでした。
参の鳥居。奥に拝殿が見えます。
参詣者はかなり少な目ですね。
手水舎ですが、反対側にコロナ禍版の手水舎がありました。
この形がデフォルトになりましたね。
展望台には坂本龍馬の新婚旅行の説明がありました。坂本龍馬は日本で最初の新婚旅行だったとか。霧島や塩浸温泉に来たそうです。
拝殿に向かいます。
日本に神宮と呼ばれるところは24社しかないそうです。そのトップは伊勢神宮だそうで、調べてみると今回の霧島神宮を入れて過去に11社行ってました。日本の神宮コンプリートも楽しそうですね。
拝所には立ち位置が指定されていました。
今年の2月に国宝に指定されたそうです。色鮮やかですね。
この辺は海外ぽいデザインですね。鼻の長いのは象でょうか?海外の文化も入ったデザインのようです。
おみくじは4種類ありました。私は既に大吉を持っているので、やりませんでしたが、嫁さんはリベンジして、無事大吉をゲットしました。
霧島神宮の御朱印です。『天孫降臨の地』と書かれていますね。
霧島神宮の御神木
霧島神宮の御神木は樹齢800年の杉の木です。高さ38mあるそうです。
霧島神宮の奥に山神社があるそうなので、足を伸ばします。
途中へんな伸び方をした杉がありました。何だか耐えてる感がありませんか?
この辺りは九州自然歩道になっており、霧島神宮古宮址への道もあるようです。
山神社
霧島神宮の左手奥に山神社があります。
ここは知る人ぞ知るパワースポットらしく、観光客も少なく、得もいえない何かを感じる所です。
ここには割り札があり、この割り札に願い事を書いて、一方を木にくくり、一方を持つと願いがかなうという物ですが、生憎割り札がありませんでした。
霧島神宮の授与所かなと思いましたが、見あたりませんでした。
さざれ石
♪君が代は~。のさざれ石です。
さざれ石は日本各地にありますが、岐阜県の揖斐川町がホンモノだそうで、ここのはその揖斐川町から寄贈されたものだそうです。
招霊木(オガタマノキ)
霧島神宮 参拝者休憩所
駐車場の前に休憩所があり、お土産物などが売っています。軽食もあるようですが、コロナ禍でクローズしているようでした。
お土産はプレーンのかるかんを探しましたが、ありませんでした。
何故かたきぎが販売していました。
なにに使うんでしょうか。
トイレはここにあります。
薩摩蒸気屋 霧島民芸村店
駐車場の前にかるかんのお店がありました。
お土産を探しましたがこれといって無かったので、自分達用に買いました。
油で揚げない焼どうなつ。
普通の焼きドーナツでした。ヘルシーな分、特徴がないですね。
かるかん饅頭とかすたどん。
かるかんは、スタンダードなかるかんでした。
あんこの代わりにカスタードが入った感じで、どこかで食べたような感じがしました。
鹿児島空港でも売っていますので、わざわざここで買う必要はないかと。
霧島神宮から鹿児島市内に向かいます。
昨日と今朝と曇ってて桜島の全容がみえたのが、鹿児島市にむかっている途中でした。
スターバックス コーヒー 鹿児島仙巌園店
仙巌園に行く前に、セントレアでは飲めなかった、スタバの桃を狙ってスタバに立ち寄ります。
仙巌園のすぐとなりに、島津家の建物を利用したスタバがあります。
建物は登録有形文化財に指定されています。
店内です。1階にはテーブル席が少しあり、2階はそこそこのスペースがあります。
桃はありました。鹿児島県内では、ここと霧島だけあるそうで、他は売り切れになったそうです。
ここでゲットできて良かったです。
カスタマイズの案内もありましたが、今回はノーマルです。
桃フラペチーノです。2階の席で休憩しました。
他のお客さんは2組だけでガラガラでした。
桃感がゴロゴロたっぷりでとても美味しいです。
桜島噴火
当日は気づきませんでしたが、昨夜の夜に桜島が噴火したそうです。
桜島のライブカメラがあり、噴火のものはまとめられているようです。
スタバをでた所で桜島の噴煙がモクモクしていので写真を撮ったのですが、後から確認したらまさに噴火したところでした。
ライブカメラの写真と同じでした。
373桜島 桜島ライブカメラ | 南日本新聞 | 373news.com
仙巌園
スタバの後は、島津藩の別邸である仙巌園に行きました。すぐ隣ですが。
島津藩といえば、この家紋ですね。
仙巌園はこのような作りになっており、全部回ると結構な時間になります。
今回は時間もないので、磯御殿には入らず庭園と事前にチェックした所に行きます。
水力発電用のダム?みたいなものですね。
ここは日本で最初の水力発電設備になります。エコですね。島津家の先見性が垣間見れます。
磯御殿の前から桜島をみました。磯御殿に入らずとも、同じ景色は味わえます。
噴煙が凄いことになっていますね。
ちなみに、お馴染みのブラタモリもここに来ています。この時は、島津斉彬公も登場しています。さすが日にNHKですね。
猫神社
磯御殿の裏にひっそりと神社があります。
ここは猫を祀った猫神社です。この名前を見つけたときには、ここには行かなきゃ!って感じでした。
豊臣秀吉の時代、島津義弘公が朝鮮出兵する際に、7匹の猫を時計代わり(猫の目の開き具合で判断)に連れて行ったそうです。そして、無事日本に生還した2匹の猫が祀られており、6月10日の時の記念日に時計業者の方が例祭が行われ、愛猫家のために猫長寿祈願と供養祭が行なわるそうです。
うちの猫達の長寿祈願と亡くなった猫達の供養をお願いをしました。
https://kagoshima-machiaruki.com/category17/entry216.html
仙巌園ブランドショップ
磯御殿の近くにブランドショップがあります。
ここの中に猫神社の御朱印があります。
もちろん、御朱印ゲットです。
他は高い工芸品などがあり、手がでないので素通りです。
尚古集成館
仙巌園の入場券には尚古集成館の入場券がセットになっています。
ただし、この時期は尚古集成館は2024年まで工事中のため別館のみ見学ができます。
こちらは主に島津家の書物などの展示があります。
仙巌園は猫神社と仙巌園からの桜島を見ることが目的でしたので、目的を達成したので先を急ぎます。お昼ご飯をここで食べようとも思いましたが、これといったメニューがなかったので、やめにしました。
ぢゃんぼ餅
鹿児島の郷土料理にぢゃんぼ餅というのがあります。私も今回鹿児島に行くまでしらなかったのですが、嫁さんが見つけてきて行ってみようということになりました。
仙巌園近くの磯天神菅原神社の門前町で発展したのでしょうか、ここあたりにお店が集中していました。
みたらし団子の変型版のような見た目です。
ぢゃんぼ餅 平田屋
ぢゃんぼ餅のお店で色々とチェックしてこちらに決めました。
両棒餅=ぢゃんぼ餅です。
こちらが玄関です。駐車場は左側にあります。
お店はこ上がりになっており、間隔広めにテーブルがありました。全部で6卓ぐらいです。
お持ち帰りも結構いらっしゃいました。
空いていましたので、私達は食べて行くことにしました。
ぢゃんぼ餅は一人前10本で600円です。
ボリュームはないので10本はペロリといけます。
こちらが一人前です。このタレがくどくなくて、いくらでも食べれそうです。お新香のしょっぱさがいい口直しになります。
タレをたっぷり付けてペロリといきます。
窓からは桜島が見えます。
最近は、みたらしとがとっても美味しく感じるお年になったようです。
霧島神宮と仙巌園に寄って、この後は鹿児島市内に戻り、むじゃきでしろくま食べて空港に向かいます。
そんな感じ。
最後までお読み戴きましてありがとうございます。