こんばんは、すきーやです。
SOLA fes in 三菱ビルソリューションズ
昨年までは『三菱夏まつり』で行われていた三菱ビルソリューションズの夏祭りですが、今年は『SOLA fes in 三菱ビルソリューションズ』と銘うって8月23日(金)に行われました。
この日程は稲沢市議会議員の広報からアナウンスされていましたので、昨年のリベンジを果たすために、開場前に並んでやろうと、この日は有給休暇にしてスタンバイしました。
13時45分に現地到着。誰も居なかったので早すぎたかとよく見ると、14時30分まで並ぶなというアナウンス。
駅から歩いていた人も何人か見かけましたが、帰っていく人がいたので、時間までお茶でものんでこようと・・・
奥の看板が目に付きました。
何だって!!
いつの間にかネットで抽選になっていたそうです。よく見ると市の広報に申し込み方法が載っていました。これは気付かなかった。いままで広報に載ることがなかったので、三菱関係者かまめにチェックするしか分からなかったのですが、今回は大々的に広報されてました。
当然申し込みはしていませんので、本日のリベンジはこれにて終了しました。
折角休んでまで準備したのに・・・まあ、仕方ありません。また来年に期待しましょう。
来年も広報に出そうなのでかなり競争率が高そうですね。もう無理かな。
三菱エレベーター試験塔SOLAE見学会
これは最終手段の三菱の営業さん経由で見学会に呼んでもらうしかないかなと。取引先で三菱の関連会社と付き合いがあり、昔担当の営業さんからエレベータ試験塔の見学に来てください。と言われていたのですが、その営業さんは偉くなって転勤したので、それっきりだったのです。
今の担当営業さんに言えば手配してくれるかなと思ったり。
と思ってましたら、とあるルートから見学会に参加しませんかと招待がありました。
実は話は以前からあったのですが、元々23日は台湾に行ってたはずなので、行けないなと思ってたのですが、台湾行きがキャンセルになったので、行けることになったのです。
と言うことで見学会に参加してきました。
ホント、ラッキーでした。
しかも今日は絶好の秋晴れ。
スパイラルエスカレータ
見学ルートの最初はスパイラルエスカレータです。エスカレータが円を描いています。
じゃあ、このエスカレータのステップはどこから出てくるの?って原理を考えると夜も寝れなくなりますね。
ステップもちゃんとカーブを描いているので、吸い込まれたらどうなるんや!ってホント不思議です。
他のエスカレータと同じでこの下をぐるぐると回っています。詳しくは下の三菱のサイトをご覧ください。
スパイラルエスカレータは全部でこれだけあります。黒いのは撤去済みで青が海外のものです。
横浜のランドマークにあります。これは見たことがあります。横浜ランドマークタワーのエレベータは三菱製ですね。オープン当時最高速の揺れないエレベータとして有名でした。
上海新世界大丸百貨店に設置された6層に渡るスパイラルエスカレータ。登り龍のイメージだそうです。
通常のエスカレータは1台1000万ぐらいだそうですが、スパイラルエスカレータは1台1億だそうです。調整は職人技で精密な調整をしているそうです。さすが日本の技術ですね。
(出典:三菱電機より)
SOLAEエレベータで最上階へ
SOLAEは1階から最上階の42階まで一気に上がらず、1階→3階、3階→39階、39階→42階と3台を乗り継ぎます。
先ずは3階まで。エレベータの構造が判るようにガラス張りになっています。
天井もガラス張りなので、上の構造なども良くわかります。
そしてメインエレベータで39階まで
地上10mから分速240mのエレベータです。
エレベータの内部の壁は最高仕様のパネルを使用しており、光の反射が見る位置で変わり山の稜線のように見えるそうです。
こんな感じ。綺麗ですね。言われないと気づかないけど・・・
スパイラルエスカレータとエレベータの揺れない実験。ランドマークタワーのエレベータで見たことがありますが、10円玉を立てて、微動だにしない実験です。ホント揺れない。
42階展望室
39階までが通常フロアで42階は本来は機械室にあたる場所で、そこを展望室にしている格好です。そのための3つ目のエレベータです。
全容はこんな感じ。中心には風による揺れを抑えるための装置だそうです。試験のために揺れると正確なデータが取れないと言うことで、制御装置が付いています。
怖い話ですが、万が一倒れるような事があっても、方向によって強度を変えてあり、敷地内に倒れるようにしてあるそうです。東側には民家もありますからね。
さて、展望室(170mぐらい)からの眺め。
南西方向。長島の遊園地や、四日市の工場がうっすらと見えます。
雲が凄く立体的に見えますね。最高の天気でした。
こちら南方向。ビル群は名古屋駅です。
ちょっと拡大。タワーズとかルーセントが見えます。
真ん中左よりの森になっているところが名古屋城です。
北東側。JR稲沢駅が見えます。駅の向こう側は以前はJR貨物の操車場があった所で潰してマンションやショッピングモールになりました。
左奥が御嶽山、左手前が小牧城で、真ん中に県営名古屋空港に着陸しようとするFDAの飛行機が見えます。
北西側。
真ん中奥の森は裸祭りの国府宮神社です。
濃尾平野のまっ平ら感が良くわかります。
西側は田んぼが見えてきます。
西側の真ん中は市民病院です。
風揺れ対策要制振装置
避難はしごとありますが、『はしご』で逃げるのかなと。反対側に非常階段はありますが、はしごで170m降りるの?って、どんなの??ってガイドの方にききましたが、わかりませんでした。
SOLAEショールーム
ここで1階まで降りて、今度はショールームへ向かいます。
現在世界第2位の速度を誇る上海タワー(上海中心大厦)分速1,230mの体験映像があります。
でも景色はCGじゃなくて実映像でいい気がするのですが。
上海タワーに設置されているエレベータのかごの模型。空気抵抗や風切り音の軽減化のため、流線形になっている。
稲沢工場の見取り図
1935年に三菱神戸病院に納入された三菱エレベータの1号機のモデルです。手で開けるスライドドア。
欄間のようなデザインと裸電球が昭和の香りですね。
こちらがエレベータのコントローラー。
黒いレバーを左右に倒すと動き出してたくさん傾けると早く動きます。
そして停止するときは、タイミングを合わせてセンターで止める。停止位置を合わせないと、段になってしまうということで、鉄道の運転手のように、ピタリ止める業が必要で、それがエレベータガールの始まりだそうです。だから、外が見えるようになっているんですね。
アクティブローラーガイドの体験マシン。
エレベータが揺れたりするので、それを制御する仕組みで、制御あり、なしの体験ができます。
車のアクティブサスペンションのようなものですね。
これが制御機構だそうです。
その他にも三菱エレベータのテクノロジーの解説がありました。
エスカレーターのカットモデルもあります。
エスカレーターのステップがどのように出てくるのかがわかります。
こちらが横からのカットモデル。
と、一通りの説明をしてもらって見学会は終わりました。最後に撮影会となり、
スマホ台に置いて写真が撮れるようになっています。
こんな感じになります。
台とで撮ってみました。
10年来の希望が叶って、SOLAEに上がることが出来ました。上からうちの家を見ることはなかったので、いい思い出になりました。
またこの日は天気も良くて、雲の感じがとても良かったです。嫁さんは雲の感じが最高とのことでした。
伝家の宝刀の営業さんを使わなくて良かったです。それもこれも、台湾行きを中止したからで、良かったのか、悪かったのか・・・
まあ、台湾はそのうち行けますし。そんな感じ。
最後までお読み戴きまして、ありがとうございます。