こんばんは、すきーやです。
バースデー東北旅の続きです。
これまでのお話はこちら。
移動日含めて3日目の朝です。
台風は日本を通過し今日の天気は曇りの予定!
まあ、雨が降らなければよいのですよ。
ホテルルートイン大船渡の朝ご飯
ルートイングループは朝食が提供されています。ですが、1,000円ほどですので、内容的にはミニマムです。
お客さんで混んでいたため写真は少なめです。
こちらはパンが少し充実していました。
本日のおすすめは甘酢のミートボールです。
大船渡高校といえば、完全試合をしたあの人ですね。
郷土料理のひっつみ汁というものがあるそうです。
今日の朝はこんな感じです。
ひっつみ汁が何かわからずだったので、改めておかわりしました。
こつらがひっつみ汁です。最初は肝心なひっつみが入っていませんでした(爆)
こちらが、ひっつみです。練った小麦粉を指で伸ばしてお味噌汁に入れた感じです。
そう『すいとん』ですね。里芋など具沢山なので、かなり美味しかったです。
ヨーグルトは昨日みた、ゆめヨーグルトです。
濃厚なヨーグルトですね。ここに行っても良かったかも。
フルーツ入れてデザート的に頂きました。
遠野に向けて出発します
今日の目的地は遠野物語で有名な遠野と、大河ドラマでブームになっている奥州藤原氏を祀る中尊寺に行きます。
ホテルをでで、10分ほど走り坂道を少し上ると、津波の水位がここまで。と書かれた看板がありました。
ここが運命の分かれ道だったんですね。
この辺と、下の方では景色が明らかに違いました。
拡大したので画質が荒いです。
海岸周辺は津波で被害を受けたので、ほぼ更地から建物を建てているので、道路はきれい、綺麗な建物しかないという、ニュータウンのような景色でした。
どこにでもある古い建物はまったくありませんでした。
遠野市内に近づいてきました。
そして遠野市内に入る頃には青空が見え始めてきました。雨は大丈夫な感じです。
ナビを頼っていくと市民プールの駐車場に案内されました。反対側に安くて便利な駐車場があったようです。
代わりにこちら側には川があり、ここには山女とウグイがいるそうです。釣ってはダメらしいですが。
遠野物語
今回、仙台旅行のつもりが岩手まで足を延ばした理由は、嫁さんが『遠野に行ってみたい』の一言で決定したのですが、そもそもの『遠野物語』自体が聞いたことはあるけど全然予備知識なしでした。
遠野物語という言葉は、ミステリー作家の内田康夫さんの『遠野殺人事件』で知ったレベルなのです。内田康夫さんの○○殺人事件というタイトルだと浅見光彦シリーズと思って買ったら、浅見光彦は登場しなかったというオチだったので、良く憶えています。
そんな訳で、行くことが決まってから調べ出すという、いつもの行き当たりばったりなプランになりました。
とりあえず、嫁さんからは『とおの物語の館』に行きたいと言うことで、こちらが目的です。
他に調べると河童がいるという、かっぱ淵などが有名なようなので、コースにいれます。
とおの物語の館
裏側からの入口です。
とおの物語の館という名称は募集して決めたそうです。
入ってすぐに鳥居がありました。詳細不明です。
こちらの建物はトイレです。ここ神社はトイレの神様でしょうか。
6月14日は遠野物語の日だそうです。
これは明治43年6月14日に柳田國男さんが『遠野物語』を発刊した日だそうです。
この日は入場料も無料になるそうです。
通常の入場料は510円、遠野市内の施設を5ヶ所まで入場できるチケットは1,220円です。
3ヶ所回るとお得になります。このあと、2ヶ所は回る予定があったので、共通券を購入しました(最終的に無駄になりましたが)
昔話蔵
メインとなる展示コーナーです。
遠野物語を様々な方法で学べる施設になっています。ぱっと見は大したこと無さそうでしたが、意外や意外、とても楽しかったです。
ITを使ったところが憎いですね。
この辺はイラストのコーナー。
これは桃太郎ですね。
この登場シーンは愛知県犬山市にある桃太郎神社を思い出します。
こちらは座敷わらしかな。
そしてかっぱ淵。川に水を飲みに来た馬が河童にさらわれる話ですね。
昔話絵巻みたいにクルクルと回します。
入ってすぐにあるのは遠野物語に登場するキーアイテム。触れると影絵が出てきます。
桃を触ると桃太郎が登場。
玉手箱を触ると煙が出てお爺さんに。
こちらはオンデマンド物語装置的な。
最初はクイズなのかなって選ぶとそれぞれが登場するようです。
クイズのつもりで 臼くん
カニさん
はちさん
結末句というらしい。
結末句は色々とあるそうです。
そういえば聞いたこと有りますね。
桃太郎を選ぶと主人公が選べました。
結末は現地でお楽しみください。
シンデレラも世界各地で伝えられているそうです。糖福米福というお話があるそうです。ガラスの作った靴は登場しませんが。
定期的に映像でみれます。
また、個人用のブースもあります。
最初ぱっと見、『ショボ』って思いましたが、とても楽しくて、時間も忘れる程でした。
長居しすぎて予定がかなり押してしまいました。
柳田國男展示館
昔話蔵の向かい側にあるのが柳田國男展示館として、柳田國男が遠野での拠点にしていた旧高善旅館と成城から移築した隠居所があります。
まず高善旅館を回ります。
入口のトイレの向かい側に高善旅館の正面玄関があります。
ここには柳田國男が遠野で民話を調べた経緯が記されています。
神棚です。
最近こういう写真が多いですね。
2階にも上がれます。1階は主人が住んでいる空間で2階がお客様用のようです。
こちらは客室
ここで柳田國男が執筆活動したのでしょうか。
帳場です。要するにホテルのフロントですね。30年ぶりのフロントです(笑)
偉い方のお宿だったんですね。
資料的にはいま一つでしたが、ちゃんと手入れがされていて、普通に旅館営業しても良いんじゃないかな?って思ったりしました。
隠居所は時間的に厳しくなったのでパスしました。
遠野城下町資料館
とおの物語の館から歩いてすぐのところにある資料館です。
あまり資料もなく、わざわざ行くほどもありませんでした。入場無料でした。
とおの物語の館は予想外に良かったです。さらっと見て30分ぐらいのつもりでしたが、1時間以上いたと思います。
柳田國男は遠野物語そのものを創作したわけではなくて、あくまで遠野在住の佐々木 喜善さんから聞いた民話をまとめあげたひとだったんですね。そんな新発見もできた遠野でした。
たかむろ水光園
共通券で入れる施設ということできました。
どうやら温泉に入れる宿泊施設のようです。温泉に入る予定はないので、入らないことにしました。
玄関には丸まると太った鯉が。人が近づくと集まって来ます。横に鯉の餌が売ってました。
ここには隣に市の浄水場施設があるようで、北上の湧き水を上水道にしているようです。
下に下りると池があるそうなので、行こうとしたら、有料とのこと。チケットがあったので、言うとそれで良いらしい。温泉に入らなくて
、池を見るだけでもお金掛かるとは。よっぽど凄い池なのかなと見ることにしました。
下に下りると、池に河童がいました。警戒中のようです。
これが有料の池です。
ここで釣りが出来ます。釣ると重さで料金が掛かるそうで、それを焼いてくれるようです。大きさ次第ですが1匹で800円近くしそうだったので当然やりません。5分で撤退です。
ここには来なくて良い感じです。温泉入るのはありですね。
さて、お腹も空いてきたので、次の目的地付近でご飯食べます。
そんな感じ。
最後までお読み戴きましてありがとうございます。