こんばんは、すきーやです。
最近、子ねこ達が私の周りで寝るようになってきました。顔の目の前にはるちゃん、足元にさくら。真横にはろくたも。りっちゃんは嫁さん側にいます。
暑くもなく寒くもないので、周りを囲まれています。トイレに起きたときは、特に気を付けないといけないです。
久比岐サイクリングロードに行ってきました
ゴールデンウイーク後半戦に新潟県の直江津~糸魚川の旧北陸本線の線路跡をサイクリングロードとして整備されている、久比岐(くびき)自転車道を走りに行ってきました。
初日は移動と久々の上越市周辺を観光して、夜は直江津で海鮮を堪能しました。
これまでのお話はこちらから。
久比岐自転車道
久比岐(くびき)自転車道は旧国鉄北陸本線を利用した自転車道になっています。そのため、平坦で走りやすいルートになっています。
ルートマップ
こちらは周辺のホテルや観光案内などで配布されているルートマップです。
途中の休憩スポットやコンビニや見所などが記載されています。
サイクルステーション
自転車で走る際に、トラブルなどでサポートしてもらえるサイクルステーションがあります。
主に休憩所としての立ち位置みたいですが。
琵琶湖などではスタンプラリーやビワイチ認定証などがありますが、ここには特にありませんでした。
サイクルトレイン
北陸本線は2015年の新幹線開通に伴い、第三セクターのえちごトキめき鉄道として営業を継続しています。旧北陸本線(市振ー直江津間)は日本海ひすいライン、旧信越本線(妙高高原ー直江津間)は妙高はねうまラインとなっています。
この区間にはサイクルトレインが運行しています。
サイクルトレインとは、自転車を鉄道に載せて移動するのですが、いわゆる輪行(自転車を折り畳んだり、分解して輪行袋に入れて鉄道に乗る)ではなく、自転車をそのまま持ち込んで移動できるものです。
幾つかの制約と追加料金は掛かりますが、収用せず自転車を乗り込める所がお手軽です。
帰りにサイクルトレインを利用するなど便利な使い方が可能です。
但し、階段などは担いで行くところもありますので、事前にチェックが必要です。
糸魚川側はコールの糸魚川側のえちご押上ひすい海岸駅が便利。
直江津側は2つ手前の有間川駅が便利です。
便利の定義は担がなくて良い駅。線路を踏み切りで渡れるところがベストですね。
通行止情報
ルートや沿線情報、休憩ポイントの下調べをしている際に、通行止めの情報に当たりました。
2024年1月に発生した能登半島地震により、何ヶ所か通行止めになっているよです。
既にリンクが切れていたり、開通していますので、最新情報をご確認ください。
ホームページ上は4つ掲載がありました(2024年5月現在)
糸魚川市百川地区
これはどっちなん?って感じですが、通行止め→復旧→工事のため通行止め。ってことでしょうか?
しかしこの時は開通していました。
上越市茶屋ヶ原地区
こちらは通行止めでした。地震直後は土砂崩れで国道も閉鎖されていたようです。
迂回路はなく国道8号線を走ることになるので、注意が必要です。個人的には崖っぷちを走るため高所恐怖症もありドキドキで、落ちると死ねます。
こんな状態だったようです。国道8号線は開通済みですがその山側が久比岐自転車道のようで、土砂崩れ対策が出来ないと開通しそうにないですね。
こちらは復旧に時間が掛かりそうです
糸魚川市能生地区
こちらはまだ通行止めでした。しかし、迂回路は国道8号ではなく、市道を走るのであまり危険はないです。
一応事前にチェックはしていましたが、状況などはわからないため(探しましたがあまりなかった)後は行ってからの判断のつもりで。ゴールデンウイークに間に合わせるとかあるのかもしれなかったので。
国道8号線・18号線
新井から直江津まで移動は国道18号線です。私が赤倉にいた頃はまだ一部工事中でバイパスとして一部だけ開通していました。
24時にフロントを閉めてから、小腹が空いたからと、車とばして直江津のファミレスまで何度か行ったりしたのです。
その国道18号線と8号線が交差する(国道18号の起点)の角に世間を騒がせていたビッグモーターがありました。半端なくめちゃくちゃデカいです。北陸最大規模とか書いてありました(これは建物の1つです)
そして30年ぐらい前に赤倉から夜な夜な通ったファミレスがまだ存在していました。すげー。
パーキングスペース 直江津駅前
車は直江津駅前に停めて、何かあったら電車で帰ってこれるようにしました。体調とか疲労とか足の痛みとか色々で帰れるかちょっと心配だったのです。
駅の南側は繁華街もあるので上限高め、北側は少し安くて、ここが最安値でした。1日500円。
直江津駅
駐車場から直江津駅を見た感じです。
天気はピーカン。そんなに暑くないので最適なサイクリング日和です。
9時ジャストに直江津駅駅を出発しました。
久比岐自転車歩行者道起点
起点の時間は9時22分。
直江津駅から5キロぐらい走って、いよいよここから久比岐自転車歩行者道です。
左側に渡って走り出しましたが、車道しかなく車通りも多いので右側にある歩道を走りましたが、他のロードバイク乗りの方も右側走ってました。
そしてここから左側に渡り、少し走ると自転車道に入ります。
風も無いので海も凪いでます。
自転車道はこんな感じでとても走りやすかったです。さすが鉄道跡ですね。
天気も良いのでそれなりに自転車乗りの人と会うかなと思いましたが、数人しか会いませんでした。
長浜トンネル(上越市)
ここからがこの久比岐自転車道のハイライトです。鉄道が使っていたトンネルをそのまま利用した道になっており、全部で8個のトンネル(隧道)を走ります。
1つ1つはそんなに長くないので、アトラクション的な感じです。
また、中は涼しいので暑くなる→涼しいって感じでした。
特に直江津側の1つめはかなり寒かったです。
コース上にはこんな感じであと何キロと案内があるので、途中で止めることも可能です。帰りはサイクルトレインもありますし。
道路は所々こんな所もありますが、ほとんどの区間は走りやすいアスファルトになってました。
片側海、反対は山ですので、風の影響も少ないのかな。とりあえず景色は良いので快適な走りでした。
一般道と交差する所はちゃんと案内があるので、注意できます。
青木坂トンネル(上越市)
2つめのトンネルです。
トンネル内はこんな感じでだいたい明るいですが、幾つかは少し暗かったので、ライトオン必須です。
こちらが休憩ポイントにあるマップで見所や現在地がわかりやすくて良いですね。
こちらが休憩ポイントにあるトイレ。こんな所にでもあるのは助かりますね。
直江津側を振り返ると今はこんな感じ。
ちょうど左の丹原休憩所まで一気に来ました。
まだ全然疲れていないので、先に進みます。
乳母岳トンネル(上越市)
通行止めの案内のあった茶屋ヶ原です。
残念ながらここのトンネルは通行止めでした。
ここからは国道8号線を走ります。大半の区間は車道を走ることになります。
トンネルが潰れている訳ではなく、道路が土砂に埋まったのでその復旧待ちです。
鳥ヶ首トンネル
こちらも通行止め区間に入っています。写真の左端が土砂崩れのポイントでトンネルとトンネルの間が土砂崩れになったようで、一般道に下りる所がないため、まとめて通行止めになったようです。
残念ですが仕方ありません。今回通れなかったトンネルはこの2つだけです。
こちらが、土砂崩れ場所です。崩落対策などでまだ暫く掛かりそうです。
ちょうどこの区間が通行止めです。その後は自転車道に戻れます。
高架は北陸自動車道です。川のせせらぎが心地よかったです。
セブン-イレブン 上越名立店
最初の休憩ポイント。自転車道に入ってからちょうど1時間の10時22分。
遠くに立山連峰が見えました。
こちらでトイレ休憩とか飲物補充とか。お菓子で糖分補給。
そしてリスタート。快適な道が続きます。
大抜トンネル(上越市名立区)
5個目のトンネル。
ここは少し暗かったのと、地下水で路面が少し濡れていました。スリップ注意。
地域の道でもありますので、お爺さんがセニアカーで爆走していました。
こちらも快調に飛ばします。
このへんまで来ました。
糸魚川市
出発から90分。10時30分に糸魚川市の市境を通過。
糸魚川からの日本海です(何も変わりませんが)
筒石の漁村集落
途中まとまった集落があったのですが、よく見ると瓦が全部黒々として綺麗。
そして後で調べるとここは狭いスペースに木造3階建ての建物が建ち並ぶ集落ということで、有名な場所のようです。
町とかが補助金とか出して整備したのかなと。
百川トンネル(糸魚川市)
6個目のトンネル。ここは歩行者用の歩道と自転車道が別れています。その分すれ違いに注意です。
この区間は快調に飛ばしていたので特にネタはありません。
道の駅 マリンドリーム能生
この区間には道の駅が糸魚川と上越の2つあります。上越の道の駅はスルーしました。そして、こちで中休憩です。
少し手前から道の駅が見えてきました。手前に何か船も止めてあります。
海の資料館 越山丸(えつざんまる)
この船は新潟県立海洋高等学校の実習船だったものを展示してるとのこと。船の中も見学できるようです。
そして11時に道の駅 マリンドリーム能生に到着。直江津駅からここまでちょうど2時間です。
ここにはセブンイレブンもあります。サイクルラックもあります。
道の駅ですので、普通に野菜なども売ってます。
ミルキーウェイ
嫁さんが暑いからソフトクリーム食べたいというので。
ソフトクリーム食べます。
かにや横丁 マリンドリーム能生
ここに来ると、皆さんカニをトレイに山ほど持ってうろうろされてます。どうやらカニを食べるのがメインのようです。
こんな時期にカニ??って思いましたが、後で調べるとここのベニズワイカニは禁漁の1月・2月を除いてずっと取れるそうです。
松葉かには11月~3月しか食べれないので、こんな時期に食べれるとは知らなかったです。
まさに今が旬らしいです。
こんな時期のカニってロシア産の冷凍じゃね?って完全にスルーしてました。
カニ屋さんが10軒ほどあり、1ぱい1,500円~3,000円ぐらいでした。
こんな事なら食べておけば良かったかも。
中休憩が終わり、11時25分に出発しました。
小泊トンネル(糸魚川市)
道の駅の目の前に7個めのトンネルがあります。
途中開口部があります。
白山トンネル(糸魚川市)
そしてラスト8個目のトンネルです。
川があるとちょっと休憩。能生川です。
能生地区の通行止め
糸魚川の能生地区の通行止め区間になりました。
ちょうどこの辺です。
迂回路ですが、国道ではないので、結構走りやすいです。
北陸自動車道との併走区間。
右に出ているあたりが親不知あたりでしょうか。
北アルプスの最北部ですね。
ゴールも間もなくです。少し国道を走りましたが、先行する嫁さんが海岸線にでるところを見過ごしたようで、結構走りました。
久比岐自動車道 糸魚川側起点
そして12時ジャストに糸魚川側起点に到着。
直江津を出て丁度3時間、自転車道のみで2時間30分でした。道の駅で30分ほど休憩したので、実質2時間ですね。
浦本の右折をスルーしてローソン直前まで国道を走ってました。
ローソン 糸魚川中宿店
お昼ご飯はコンビニでおにぎりにしました。
時間ももったいないし、食べ過ぎはしんどくなるしで。
公園駐車場
自転車を停めてお昼ご飯です。東屋を使おうと思っていたら、ローソンに行っている間に、他の人が場所取りされてました。
ローソンの大きなおにぎり。
運動の後、外で食べるものは何でも美味しいですね。
食後少し休憩して、上越に戻ります。残念ながらサイクルトレインには乗れずでした。
久比岐自転車歩行者道 糸魚川起点
12時50分、折り返しスタート。
帰りはペースあげてサクサクと進みます。そのため写真も少なめです。
行きは走らなかった、浦本の海沿いのコース。結構真っ直ぐな快適なコースでした。
山の手前までまっすぐでした。
そして来た道を戻っていきます。
能生地区の通行止め区間。ここから市道を走ります。
能生白山神社 白山神社 宝物殿
市道の途中に白山神社があり、ここは茅葺き屋根でした。
宝物殿の右の建物が茅葺き屋根の本殿です。茅葺きの神社は貴重ですね。
13時50分、出発して1時間で上越市に入りました。
道の駅 うみてらす名立
上越市の道の駅、うみてらす名立で中休憩を取ります。14時10分到着。
暑かったのでかき氷を。なんと300円。とても良心的。
シロップはカケホーダイ。
マリンドリーム能生でイカ焼きを食べたかったのですが、大行列だったのでスルーしたのですが、ここでは食べようと注文したら、めっちゃしょぼかった。これで500円ですよ。
と言うことで、昨日買ったかしわ餅の残りを食べて出発です。14時40分出発。
久比岐自転車道 上越起点到着
そして15時30分、自転車道のゴールです。
帰り道は先日肉離れをした右足にずっと違和感があったので、ヤバいかもなと思ってましたが、何とか無事完走です。
ゴール地点に咲いてた良く分からない植物。
このあと直江津駅まで5キロだと近道したら、ずっと上り坂になってて、最後の最後で右足が限界になりました。一応ソロリソロリと帰りましたが。
直江津駅到着
そして16時、スタート地点の直江津まで戻って来ました。
9時にスタートして7時間で無事完走です。
走行データ
コースはこんな感じ。
走行距離感は76.5キロ
ほほフラットな道なので、速度はそんなに変わらず。
標高は戻るはずなのに上がっているので気圧?誤差?良く分からず。ゴール前の登坂がやっぱキツかった。
ルート動画はこちら。
一部国道8号線をを走ったり、トンネル2つ未通過だったりなので、道路が復旧後にリベンジしようと嫁さんとの話になりました。
全般的に走りやすくて、景色も良くて登坂が少ないのは、イージーライダーにはとても良いコースでした。
こんなコースが、もっと有ればと思った次第です。そんな感じ。
最後までお読み戴きまして、ありがとうございます。