こんばんは、すきーやです。
最近更新がスローペースになってます。GWの事なのに6月になってしまいました。ペース上げねば・・・
今週のねこ達
箱入り猫。程よい?サイズの箱があると真っ先に入っていきます。そしてシンデレラフィット??
子ねこたちは暖かくなって猫タワーの最上部に昇り始めました。猫は快適な場所に移動して行くらしいので、今の時期はここらしい。
最近さくら(右)が少しづつ慣れてきた感じで、名前呼んだら来たり、歩くときも避けずになるようになりました。まだ100パーセントではなく、60パーセントぐらいかな。
新潟県上越市に行ってきました
ゴールデンウイーク後半戦に 新潟県の直江津~ 糸魚川の旧北陸本線の線路跡をサイクリングロードとして整備されている、久比岐(くびき) 自転車道を走りに行ってきました。
これまでのお話はこちらから。
今日は帰る日です。
まっすぐ帰ってもアレなので、以前ブラタモリに登場したフォッサマグナと糸魚川静岡構造線を見に行こうと思います。
元々は昨日のうちにここまで自転車できて、構造線を見てから帰りはサイクルトレインで帰ることも考えていたのですが、結構登る必要があるので、翌日に来るまで来ようと言うことにしたのです。
フォッサマグナと糸魚川静岡構造線
ブラタモリを見るまではフォッサマグナと糸魚川静岡構造線は同じものだと思ってました。
実は糸魚川静岡構造線はただの境界で、柏崎千葉構造線に挟まれた間がフォッサマグナ(大きな溝)というそうです。
ここの深さは6,000m以上あり北アルプスを含めた標高差はエベレストより高いんですよ。ちょっと凄いですよね。
フォッサマグナミュージアム
フォッサマグナミュージアムは糸魚川から山に少し入ったところにあります。
本日営業中でした。営業時間は9時~17時です。
駐車場はここ以外にも沢山あり、結構な収容力があります。この日はそんなに人はいませんでした。
あまり人気ない?
石のオブジェが沢山ある噴水。
糸魚川ジオパークが誇る二大宝物の『糸魚川真柏』という盆栽と岩が『ヒスイ』です。この盆栽は小さいのに樹齢100年を超えるんだとか。
ロボットの顔に見えるのはフォッサマグナミュージアムのロゴのようです。なんかビミョー。
ここは新潟大学理学部の施設でした。
もうちょっとアミューズメント性があるといいのにと思ったのはそういうことでしたか。
館内の案内です。フォッサマグナミュージアムとありますが、推しはひたすら『翡翠』でした。
料金は大人700円で、隣の長者ケ原考古館のセットで800円でした。
WIFIもあります。どんどんSNSにあげてくださいとのこと。
フォッサマグナですが、ここの話の中心は翡翠と中心とした『石』のミュージアムの様でした。
そのため入り口にも、石が展示されていました。
その名も『糸魚川石』1999年にこの地で発見された石のようで、翡翠の地層でみつかるとか。
暫くは石の解説が続きます。石ってどつやって出来るか、火成岩、変成岩、堆積岩の解説。
中学校の理科とかでやったような記憶があります。
ここからが翡翠コーナ。ひたすら翡翠です。
これも翡翠。
これも翡翠。
これも翡翠。と翡翠の大展示コーナーでした。翡翠好き(そんな人いるかは不明)には堪らない所だと思います。
プレートと火山活動による石の解説。つまり石の種類でそこが海のそこだったのか、火山なのか、地盤がどう動いたのかがわかると言うこと。
鉱石にブラックライトを当てるとこういう色に光るそうです。
そして各種のみ鉱物。正直いって、この辺はあまり興味がありません。私はタモリさんにはなれませんね(笑)
私は理系好きでしたが、どっちかというと、物理学、天文学、化学とかですね。地質学、鉱物学はほとんど興味がありませんでした。
懐かしい元素表ですね。『すい・へー・りー・べ・ぼ・く・の・ふ・ね』って覚えてますね。
113のニホニウムは2004年に日本で初めて発見(生成?)された元素でアジア発だそうです。日本の理化学研究所の研究チームが発見したそうです。
フォッサマグナの解説
このフォッサマグナミュージアムはフォッサマグナとうたっていますが、6割翡翠、3割翡翠以外の石、1割がフォッサマグナって感じでした。
フォッサマグナの解説はこのスクリーンで分かり易く映像化されていました。まあ、これをみれば何がフォッサマグナで構造線とはなにが違って、日本列島がどのようにして出来たのか良く分かりました。
この色の明るい部分がフォッサマグナです。
そしてこのフォッサマグナにそって北アルプス、中央アルプス、南アルプス、伊豆半島と繋がっています。
そしてフォッサマグナに位置する糸魚川は石の宝庫がそうで、それゆえフォッサマグナミュージアムと冠する『フォッサマグナの石の博物館』があるようです。
ということで、糸魚川ジオパークとつながると。
川から海に運ばれた石は寺地海岸(ヒスイ海岸)に打ち上げられるようです。
ひすい海岸にヒスイ拾いにいって一攫千金も狙えるかも?
長者ケ原考古館
火焔土器とかが展示されているという書き込みを見つけ、当初は予定してなかったけど行くことにしました。正面には火焔土器をかたどったオブジェがあります。
これが火焔土器ですね。
考古館です。
いきなり神話からの話になりました。理学部の話ではないんじゃないかい?
神話つながりでここと、諏訪湖と出雲大社のかみがたりネットワークだそうです。ちょっと強引すぎる。
そして特産品とグルメな話。要するに観光キャンペーンということですね。
ここでは石器の作り方とか。体験とかはなかったようです。
石斧の作り方
一応土器はレプリカばかりが展示されていました。なんか肩すかしを食らったような感じでそそくさと退出しました。
正直ここはハズレでした。
長者ケ原遺跡
近くには長者ヶ原遺跡跡があり、復元された遺跡を展示しています。
宙ゆり(そらゆり)
宇宙飛行士若田光一さんが2008年の国際宇宙ステーションのミッションに持っていったささゆりは糸魚川市の花だそうで、その花の種子から咲いたゆりが宙ゆりと呼ばれているそうで、鳥取で花を咲かせているそうです。
その祖先がここのささゆり?なのかな。
化石の谷
化石が取れるらしい化石の谷。興味は無かったので、遠目でみて通過。お子さんとかいると楽しめるかも。
相馬御風
私は知らなかったですが、『春よ来い』の作詞家がここ糸魚川の出身で記念館とか生家とかあるそうです。
春よ来いの他に早稲田大学の校歌?も相馬御風さんが作詞したそうです。
『都の西北』は知りませんが、バカ田大学の校歌は知ってたりしますので、きっとこれも相馬御風さんが作詞したことになるのかな。
フォッサマグナの露頭
フォッサマグナパーク駐車場
フォッサマグナミュージアムから車で10分ほど走るとブラタモリでも登場したフォッサマグナというか、糸魚川静岡構造線が見れる場所があります。
こちらが駐車場です。ここから700mほど歩くとフォッサマグナを見ることが出来る場所に行けます。
ただ少し雨模様なのと、昨日ので膝が痛かったので、歩くのは止めにしました。
ここから川に沿って未舗装の道を歩く必要があるので今回はパス。
川の対岸から見ることは出来るので、今回はこれで良しとします。
詳しい話はブラタモリで見たので、わざわざ行かなくても良いかなと。ちょうど境目で土の質が代わっているのがよくわかります。左側(西側)は古い岩盤の地層で右側(東側)がフォッサマグナの層で6,000m堆積した層ということ。
そう思うと感慨深いものです。
親不知子不知
北アルプスの一番端、断崖絶壁が続く親不知です。ここは国道8号、北陸自動車道が海岸線ギリギリや海の上を通すなどして無理やり通している感じがあります。昔からの超難所ですね。
凄いタイミングで鉄道系YouTuberのスーツさんが免許証を返納したのにすばるの新車に乗ってこの辺をぐるりと回る動画が流れて来ました。
さすがスバルですね。私も20代はスバリストでしたので、2杯楽しめました。
北陸自動車道を富山に向けて進行中、左手に立山連峰が見えてきました。
このへんの山は良く知りません。黒部アルペンルートは行った事がありますが、どれがどの山かは知らないです。北アルプスはだいたいわかりますが。
天気がいまいちなので、あまりぱっとしない。
呉羽PA (上り)
東海北陸道に入るとサービスエリアはひるがのまでないので、トイレ休憩とお土産物色。
富山県なので、とやまブラックとか白えび煎餅がありましたが、今回は買わず。
そして東海北陸道へはいります。
東海北陸道はトンネルが多く、上りは54個、下りは56個のトンネルがあります。
名古屋方面は54個のトンネルがあり、ナンバリングされています。
途中には飛騨トンネル(10,712m)があり、日本で3番目の長さがあります。
そして自宅に到着。
ねこ達は待ちくたびれていたようです。
新潟の旅はこれで終わりです。
久比岐自転車道は程よい距離と快適で走りやすくて景色も良いので、個人的には良かったです。
しかし、幾つかの区間で一般道を走ることになったりと、完全な久比岐自転車道を走れていないので、完全開通したらまた来ようと思います。
そんな感じ。
最後までお読み戴きましてありがとうございました。