すきーやの休日

2018年ANAプラチナ取得。ヒルトンダイヤモンドで楽しい休日を過ごす50代猫好き、台湾好き陸マイラー

国府宮神社 難追神事で大鏡餅餅切始に行ってきた

 こんばんは、すきーやです。

 

 今日は愛知県知事選挙の日でした。ちゃんと義務は果たしてきました。
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 愛知トリエンナーレ問題で騒がれていましたが、ぶっちぎりで再選でした。

 対抗が5人も出てきて、やる前から確定だろうなと思ってました。他の候補の話は全く聞こえませんでしたから。一本化してもダメですね。

 ジブリパーク推しをされてもねって思いますが。

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国府宮神社のはだまつり

 私が毎年初詣にいく神社は愛知県稲沢市にある国府宮神社(正式名称は尾張大国霊神社)ですが、ここは厄払いの神社として有名です。

 私も厄年にはこちらにお参りしたお陰で?特に大きな事もなく無事に過ごさせてもらっています。

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 この神社には1200年以上続く厄落としの神事があります。日本の三大奇祭とか三大はだか祭とかいわれています。

 厄年を迎えたふんどし姿の男たちが、神男(しんおとこ)と呼ばれる難負人(なおいびと)に厄をうけおってもらうため、もみくちゃにされるという神事で、過去には死亡事故もおきています。

 コロナ前は寒空にふんどし一丁なので、酒かっくらって、もみ合いへし合いで水とかお酒とか浴びせて凄い状態になります。

 ちなみに神男は素っ裸で眉以外の毛は全部剃っています。神に仕えるために生まれたままの姿という事のようです。そんな訳で生中継は(映像的に)結構ヤバいです。

 一昨年、昨年とコロナ禍でこのもみ合いは中止され、神男が境内に歩いてはいっていくというコロナ禍仕様になっていました。

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 しかし今年は3年ぶりにこの難追神事(なおいしんじ)が行われることになりました。

 とはいえ感染防止のため、参加するにはワクチン3回摂取、マスク着用、消毒と体温チェック、そして、禁酒!

 この寒空お酒なしは辛いだろうな・・・

 後で映像を見ましたかマスクしてない、お酒も飲んでるでしょうね。

 結婚前は国府宮神社の近くに住んでいたこともあり、時期になるとスーパーはふんどしと地下足袋、お酒が山のように積まれていました。

 今年のなおい神事は2月3日です。この日は近くの学校は休校になります。危険すぎて・・・

 当日は朝からふんどし姿の男達が町中をうろうろしています。

 大きな事故もなく無事、難追神事が執り行われたようです。
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「国府宮のはだか祭」として知られるこの祭は正式には「儺追神事」(なおいしんじ)といい、毎年旧正月十三日に行われています。その起源は古く、神護景雲元年(七六七年)称徳天皇の勅令によって悪疫退散の祈祷が全国の国分寺で行われました際、尾張国司が総社である当神社に於いても祈祷したのに始まると伝えられ、古い伝統をもった神事といえます。この神事は祈祷と神籖によって選ばれた一人の儺負人(神男)を巡って、裸男達による肉弾相打つ壮絶な揉み合いを繰り広げるものです。これは、神男に触れれば厄落としができるとの信仰からです。

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大鏡餅餅切始

 そして興奮さめやらぬ翌日は朝から『大鏡餅餅切始』神事があります。

 この日は土曜日でもあり、五十肩の通院があるので、終わってから国府宮神社に向かいましたが、周辺は道路閉鎖と大渋滞です。

 私は自転車で向かいます。

 9時55分ぐらいに着いた段階で裏道まで行列が並んでました。これほどとは。

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 なおい神事用のバリケードが残っています。右側に開いてる小窓が、神男が最後に飛び込んだ(連れ込まれた?)難追殿の入口です、
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 難追神事のために奉納された大鏡餅を切って配るのでそれを求めて並んでいます。いつもは会社の人や友人から貰っていたのですが、今日は病院がてら行ってみたわけです。
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 この時既に数百人がならんでいました。来る前は30分ぐらい並ぶかなと思ってましたが、これは1時間以上掛かるわ。初詣よりはるかに人が多いです。
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 人数はわかりませんが、600~700人ぐらいは居そうでした。

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 1時間30分待ってやっと最終コーナーを回りました。最終的に1時間45分ぐらい掛かりました。

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 購入できる上限は大1個と小10個まで。

 以前、神職の知人に大のものを5~6個貰いましたが、多すぎて食べ切れませんでした。
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 今回、私は小10個手に入れました。会社や知り合いに配る予定です。
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 あとなおいきれがあります。これは神男が厄を引き受けて祈祷してもらってから引き裂いた布で、これを持ち歩いたり、見えるところに置いておくと難を逃れると言われているものです。

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 私は鞄とか自転車に付けています。

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 拝殿では神事の真っ最中。でかい鉈をハンマーで叩きながら割っています。餅を奉納した人や過去の神男が割っているそうです。この方は元神男だそうです(そのためぼかしなし)
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 横には砕いた鏡餅が積まれていました。この後は少し小さい餅切り包丁?で切られていました。
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 重量も重量だけにリフトです運搬です。
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 境内には難追神事の際にぶっかける水おけが有りました。
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 動画にも上がっていますが、神男をここに引き入れるために、救出役の方が人を踏んづけて回収する様は凄いですね。
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 また別の場所では神男の握手会が行われていました。

 握手して写真撮って、まさにアイドルですね。

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 よく見ると手と頭の一部が写ってました。
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 こちらが神男とツーショット待ちの列です。こちらは100人ぐらい?
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 皆さん柱になおいぎれを擦り付けたしていました。私のも同様に。
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なおい茶会

 なおい神事の次のイベントは7日19時~的射神事(まといしんじ)があり、12日9時30分~なおい神事のフィナーレを飾る『なおい茶会』が行われます。

 これは神男が籠もっていた難追殿で行われる茶会で、今年(毎年持ち回り)は松尾流が担当するようです。

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にわや

 国府宮神社に行くと必ずといって良いほど立ち寄るのが目の前にあるにわやさん。初詣の時間は営業していないので、2年ぶりぐらいかな。

 ここのみたらし団子がもちもちして美味しいのです。


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 嫁さんもここのみたらし団子は好きなので買って帰って食べました。
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国府宮神社の参道

 国府宮神社の参道沿いの家は、二階にはだか祭の為に観覧場所をを作っている家が多いです。
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 コロナ禍前の写真ですが、普段はこんなかんじですが、
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 はだか祭当日は、壁を作って見る人はこの外から見ます。
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 一度ぐらい直接見てみたいなと思いながら、まだライブでは見たことはありません。

 厄年の方はぜひ国府宮神社で厄払いされてはいかがでしょうか。

 そんな感じ。

 最後までお読み戴きましてありがとうございます。