こんばんは、すきーやです。
先日、東京でIT会社のイベントがあり、オフライン参加してきました。
当然システムの話がメインですが、ゲスト講演などもあり、そっちの方がとても良かったので、ご紹介したいと思います。
その会社はANAのお仕事をやってたり、某クレジットカードの関連会社ですので、ここを訪問されている人も何かとご縁のある会社です。
昨年のイベントは空港をイメージしたのですが、
今年は駅のプラットフォームでした。
システムのプラットフォームを提供するのに掛けたようです。
そのため社長さんならぬ、車掌さん姿で登場するというえらい人登場。
ランチにまい泉のカツサンドを戴きました。とても美味しかった。さすがまい泉ですよね。
ゲスト講演者
ゲスト講演の方はこちらの方々
野口 啓代さん
東京オリンピック2020のスポーツクライミングの銅メダリスト。
柳沢 正史さん
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長
総合MCは元フジテレビのキャスターの平井 理央さん。平井さんを選んだのはイベント責任者の好みだそうです(本人に聞いた)
今回は声の調子が悪かったようですね。
頂上へのデータ戦略
スポーツデータ活用の可能性と挑戦
野口啓代氏が語るスポーツデータの力と課題と展望
最近ではスポーツ科学にITを使うのは当たり前になってますね。
少し前はモーションキャプチャするのに、身体のあちこちにセンサーを着けて行っていましたが、最近では普通のWEBカメラを数台設置してそれを画像解析する事で、骨の骨格の動きを表現できるようになったそうです。
そのため試合の画像で解析できるので、より効率の良い筋肉の使い方とかができるようになるだろうと言うことでした。
この話の中で『スポーツを科学する』というフレーズを聞いて、30年ぐらい前にスキー仲間達と毎週のように愛知から長野の志賀高原に通ってころ、その仲間たちとなんちゃってスキークラブを名乗っていたのですが、その会長がふと呟いた言葉、『スキーを科学する』というシーンがオーバーラップしました。
この発言のきっかけは、私が彼と初めてスキーに行った青森の鯵ヶ沢スキー場で、私がビデオカメラ持って行って滑っている所を撮影したりしていたのですが、彼は初めて自分が滑っているビデオを見た瞬間、『俺ってこんな下手だったんだ』と衝撃を受けたそうです。
(スキークラブのプロモーションビデオより)
自分ではもっと上手いと思っていただけに、これは衝撃的な出来事だったようで、それ以来私と毎週のようにスキーに行くようになり、スキー中のビデオを撮って、宿に帰ってから反省会?したりしてスキーが上手くなるように研究したり、トップスキーヤーと見比べて、ここが違うとか、こういう動きをしているとか、まさに科学してました。
そのおかげで、その仲間はみるみるうちに上手くなった?と思います。スキー検定の1級取ったり、2級取ったりと、結構良かったなと思い出します。
スキーでもボーンモデル(骨格モデル)とか解析出来るようになると、もっと簡単に上達するんだろうなと思いました。
睡眠の謎に挑む 〜健やかな睡眠から始まる生産性とウェルネス〜
柳沢 正史 氏
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長
実はあまり興味が無かったけど、一番印象に残った講演。講演を聞いた後でネットとかで調べるとかなり凄い先生だった。
要約はこちらで紹介されていました。
NHKのクローズアップ現代より
今回のイベントの関係者から世界的権威の睡眠学者の話がとてもお勧めですと聞いていたのですが、それほど期待していた訳では無かったです。
でもちゃんとしたエビデンスを元にされた研究の成果とかで話をされていたので、凄いよくわかりました。この講演は撮影禁止でしたので、写真はありません。
この先生はそのうちノーベル賞を取るような人らしいです。期待しましょう。
こちらが分かり易く書かれているのでお勧めです。最近は気になったら、さくっと読めるのでホント便利。
気になったポイント
- 日本は世界的に見ても寝不足大国
- IT・メディア業界は睡眠不足のトップ
- 昼間眠くなるのは異常(病気)
- 睡眠障害は認知症、うつ病、心筋梗塞に繋がる
- 徹夜明け(24時間起きてる)は思考能力は酩酊状態と同じ。徹夜明けは仕事してはダメ。
- 30代ぐらいまでは夜型、40代か朝型になる。えらい人(年配者)が早起きがいからと、若い世代に強要するのはナンセンス。
- 自分が朝型か夜型か診断するならチェックできる。
- fitbitなどの睡眠の可視化は非常に有効。
- なかなか寝付けないといってる人の多くは実は寝てる。
- インソムノグラフという自宅で簡単に睡眠中の脳波を調べる装置がある。
- ポケモンSleepはこの先生が監修していてお勧め。
睡眠の質を向上させる事は非常に重要
ということ。
インソムノグラフ

ポケモンSleep

朝型夜型判定
簡単な質問であなたが朝型か夜型かを判断できます。
私は中間型という中途半端なポジション。朝も起きれて仕事に集中できるけど、遅くまで起きておけるから?
主催者の関係者から、この講演は凄いですからと前振りはされてましたが、個人的にはあまり期待していなかったので、なおさら凄く良かったのです。
そんな感じ。
最後までお読み戴きまして、ありがとうございます。