こんばんは、すきーやです。
昔を懐かしむシリーズの3回目です。
2002年3月に生まれて初めてビジネスクラスでカナダにスキーをしに行った時の話です。
前回までの話はこちら。
桁違いのウィスラー&ブラッコム スキー場
今回はスキー場としてのウィスラー&ブラッコムです。
下の写真の右がウィスラーマウンテン、左がブラッコムマウンテンです。
最近では両方の山をつなぐ世界最長のゴンドラPeak to Peakがあります。
私が行ったときにはありませんでしたが、一度に両方回るのはほぼ不可能だと思います。
ウィスラーの最長コースは11Kmですが、林間コースで11Kmではなく、ゲレンデとして11Kmあります。野沢温泉などは山頂から林間コースを通って5Km、標高差400mと言われていますが、右の山の山頂から下の湖まで標高差1,530mのコースになっています。
右側の湖まで下りていくウィスラーの林間コースです(中級コース)
コースの内訳はどちらも初級コース20%、中級コース55%、上級コース25%ぐらいです。
コースのほとんどがフラットな一枚バーンになっているので、非常に滑りやすいコースになっています。
コースの表示は色と形になっています。視覚障害者でもわかるようになっています。
緑● 初級コース
青■ 中級コース
黒◆ 上級コース
黒◆◆超上級コース
◆◆=ダブルダイヤモンドは上級コースの中でもひときわレベルの高いコースになっており、一言でいうと『崖』です。
基本的にウィスラーを始め海外の多くは一部を除き自己責任でどこを滑ってもOKです。
ちょうどこのとき右側の岩が露出度している上からジャンプして滑っていた、頭のネジがぶっ飛んだ人がいましたが、制限されていなければ、そこはゲレンデになっています。
◆◆のコースはいくつは滑りましたが、ここだけは行ってません。
参考までにスキーレベルは私とY氏は1級、Y夫人は2級です。
ウィスラーマウンテン
ウィスラーマウンテンは標高2182mの山頂までリフトで上がることができます(ブラッコムは途中まで)
ウィスラーのリフトは地上から20mとか普通ですので高所恐怖症のひとは注意が必要です。
実は私は今は高所恐怖症ですが、この頃は全然でした(このお話はまた別の機会に)
ウィスラー山頂
山頂からはブラックタスク(黒い牙)と呼ばれる山を見ることができます。黒い岩山になっており、頂上へは最後に200mのロッククライミングが必要な山になっています。
凄く異様ですね。これは成層火山だそうです。
ウィスラーボウル(Wistler bowl)
山の谷間がボウルのようにすり鉢状に丸くなっているコースが○○ボウルと呼ばれています。
ウィスラー山頂からのメインコースでかなり混み合うゲレンデですが、かなり広いので混雑という感じにはならないです。
気持ちいい斜面が続くので、一日中でも滑っていたいコースです(もったいないけど)
Y氏は水を得た魚のように攻めます。
ギャラリーからは、『ヒューヒュー!』と声が掛かってました。本人曰く、『ちょっと攻めてやりましたわ。カナディアンも真っ青やろ!』と。
お調子者なので、私『じゃあ、ここから直滑降で!』と声をかけると、Y氏『わかりました!!アチョー!』と本当にぶっ飛ばして行きました。
そしてあっという間に彼方へ。それだけテンション高かったですね。
◆◆(ダブルダイヤモンド)の超上級コース
ウィスラー山頂から左側に急な斜面がありましたので滑りましたが、ここは見上げても斜面しか見えないので横からの写真ですが、斜面的にみると50度はオーバーしてる感じで体感70度ぐらい。斜面に沿って立ってる感じがします。気を抜くと下まで滑落しそうです。
ただ広いのでゲレンデとしては楽しめました。
カメラ構える方も結構しんどいです。
そんな訳で私ばかりが撮影する事にはなりますが(笑)
絵的にいい感じに撮れているので良いのです。
動画には音楽を合わせているので、動画のアップは著作権的にダメなので、身内だけの映像です。
ちなみに日本の最高斜度は奥伊吹の46度。45度はあちこちにあったと思うので、僅か1度差で日本一!36度とか38度は普通に滑りにいきますが、それとあんまり変わらないけど、◆◆は流石に凄いなと思いました。
まあ、これが普通のコースですから。46度とか初心者コースみたいなモンですかね。
Harmony Expressは快適なクルージングコース
右上から滑ってきたコースです。滅茶苦茶長いクルージングコースです。しかも幅も広くてこんなところ毎日滑っても飽きないだろうなぁ。この見える範囲は全てゲレンデです。
Y夫人もテンション高めです。
本当に広大なゲレンデ。これ、あくまで一つのコースですから!
真ん中の6人乗りリフト沿いのコースです。
リフトの長さ1800m弱で標高差524m
苗場スキー場の第2ゴンドラが長さ同じくらい、標高差600mとだいたい同じぐらい。東京スカイツリーの天望回廊が450mですから、その上辺りの標高差ですね。
スカイツリーから1800mぐらいって地図で見たら両国駅あたり?ですかね?
みた感じ、そんな感じですね。今日たまたま近くを通ったので寄り道してみました。
一滑り何キロもあるようなコースを一日中延々と滑ってましたので、流石に疲れ果てました。
ウィスラーマウンテンの感想
ウィスラーは山頂までゴンドラとリフトで上がることが出来て、上部はやや急な斜面が多めで、中腹から広いクルージングバーンが延々と続く感じです。
コース変化も多く、まさに気持ち良く滑るコースでした。そして広すぎ。
日本からのツアーだと現地スキーガイドとか連れて行くこともあるそうですが、コース間違えて◆◆とか入ってしまうと、やばいことになりますからね。ある程度滑れる人なら大丈夫ですが。
その代わり立ち入り禁止エリアは本当に危険です。確実に死ねます。雪崩とか岩とか。日本の立ち入り禁止エリアとはレベルが違います。
初日から調子乗りすぎて、筋肉痛になって翌日は結構ヘトヘトでした。ペース考えないといけませんが、ウィスラーではペースなんて考えられないですね。頭のネジがぶっ飛びます。
ウィスラー来るまでは、海外はハワイと韓国しかなくて、ほぼ日本語しか使わなかったですが、カナダでは日本語は一緒の3人だけであとは英語オンリーで、海外来た感がとてもありました。
街並みも雰囲気も全然違って、ここは海外なんだととても思った記憶があります。
ハワイや韓国はどこでも日本語ばかりが聞こえて、海外感は全くなかったしね。
ゲレンデで他のスキーヤーとすれ違っても、普通に『ハァ~ィ!』とか『グレィト!』とか挨拶してたしなー。全てが楽しかった印象でした。
滑りまくってヘトヘトですが、テンション高めな私です。
そんな感じ。次はブラッコムマウンテン編に続きます。最後までお読みいただきましてありがとうございます。