こんばんは、すきーやです。
新型コロナもほほま回復しました。若干咳が残りますが、月曜から出勤復帰します。殆ど家からでず、運動不足でスーパーに買い物に行くだけで立ち眩みというか、目が回ります。
完全復帰には少し時間がかかりそうです。
11月に若狭・京都と紅葉の旅に行ってきました。京都初日は清水寺に行き、ヒルトンのROKU LXR HOTELS & RESORT に宿泊しました。これまでのお話はこちらから。
今日の目的地は鞍馬
今日は鞍馬山、貴船に行きます。
嫁さんが貴船に行ってみたいというので、鞍馬山~貴船と回ることにしました。
私は京都は何十回と来ましたが、貴船、鞍馬には行ったことがありませんでした。これで京都は殆ど制覇かな。
貴船は駐車場が少なく行くのに、バスなどが必須で交通機関に悩むところなんですよね。
で、色々調べると鞍馬寺エリアにはそこそこ駐車場があって(しかも安い)鞍馬寺~貴船は歩ける距離ですし、叡山鉄道も乗っても一駅ですので、車を使って行けそうだとわかりました。
駅前駐車場はなんと1日500円!一カ所だけ30分いくらで青天井があるので、注意ですがそれ以外は殆ど1日上限500円とか550円とかが多いです。
駅前の駐車場はこの時期閉鎖でした。混雑時のウェイティングエリアになってました。
そのため、奥の駐車場がいっぱい並んでいる所に向かいます。一番手前は近いため、ちょっと面倒です。キーを預けないと行けないです。今回はここにしましたが、他にすれば良かったです。
ここは3時間500円だそうで、この日最終的に4時間になったら追加300円取られました。
ここはよした方が良かったです。
鞍馬寺
牛若丸と天狗で有名な鞍馬山の鞍馬寺です。
本尊は「尊天」。「尊天」とは毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊だそうです。
古くの鞍馬寺自体は火災により喪失したりして今の鞍馬寺は1949年に天台宗から独立して鞍馬弘教の総本山となった、新しい寺院のようです。
天狗とか牛若丸とか、からす天狗とかめっちゃ推しのようです。
仁王門
入口から見えたのが仁王門です。
1891年に焼失し1911年に再建されたものです。
ここにはケーブルカーが設置されており、宗教法人で唯一の鉄道事業者らしいです。
ケーブルカーは20分間隔で運行されています。
手水舎?のようなもの。
鞍馬山も紅葉に包まれています。昨日の雨で結構散ってしまいました。
天気がいまいちですが、いい感じの紅葉です。
こちらが運命の分かれ道。右にいくとケーブルカーで楽チン、左にいくと九十九折りを登って行きます。嫁さんはてっきりケーブルカーって言うかと思ったら、ケーブルカー乗っても歩く距離は結構あるって事がわかり、せっかくなので全部見ていく方が良いよねって事で歩くことにしました。
普明殿
ネーブルカーはこの建物の二階にあります。拝殿の二階にケーブルカーの駅って・・・近代的ですね。
鞍馬山の模型がありました。右の斜めのラインがケーブルカーですね。ケーブルカー降りても、そこそこ歩く必要があるようです。
そして、鞍馬寺から奥の院経由で山を降りると貴船に着きます。今日はここを歩いて横断し、貴船からはバス、叡山鉄道で鞍馬寺に戻るルートです。鞍馬寺から2キロぐらいですので、そんなに大変ではありません。
普明殿をでると結構な坂が待っています。ここで心が折れるかもしれません。
由岐神社
鞍馬山には本殿までの参道に多くの祠や神社があります。まずは鞍馬の火祭で有名な由岐神社です。ここは元は鞍馬寺の鎮守社でしたが、再建後は単独神社になったそうです。ケーブルカーに、乗るとここは通り過ぎるので、歩きが正解ですね。
由緒書き
かなり大きな御神木が目立ちます。樹齢800年で京都市の天然記念物に指定されています。
本殿は改築工事中でした。そのためお参りできず。
川上地蔵堂
立て札に番号が書いてあるとおり、1~41まであります。
ここは16番です。
東光坊跡義経公供養塔
17番は義経公供養塔。牛若丸が住んでいた東光坊跡に建てられました。
番号がついてなかったのですが、『箏曲稚児桜の碑』です。稚児桜は弁慶と牛若丸の事を唄った箏曲らしいです。久々に箏曲聴きましたが、そういや小さい頃に母親が琴弾いてたなぁと、あの琴どうしたのかな。
愛と光と力の像「いのち」
何だかここに似つかわしくないオブジェがありました。何がいのちの像か分かりませんが、宇宙エネルギーとか、宇宙の心理とか、トンデモ話になりそうなので、スルーします。
この像は、鞍馬山の本尊である尊天(大宇宙生命・宇宙エネルギー・宇宙の真理)を具象化したもの。
像の下部に広がる大海原は一切を平等に潤す慈愛の心であり、光かがやく金属の環は曇りなき真智の光明、そして、中央に屹立する山は、全てを摂取する大地の力強い活力を象徴しています。
双福苑
玉杉大黒天の杉と祠
この辺り一帯を双福苑と呼び、天に聳える杉を「玉杉大黒天」と尊崇し、傍らには、福徳の神である「玉杉大黒天」「玉杉恵比寿尊」の祠があります。
右上にあるのが玉杉大黒天の杉のようです。
昨日の雨ですっかり落ち葉です。これはこれで良いですね。
中門
元々は山麓の仁王門の横にあって勅使門または四脚門と呼ばれ、朝廷の使いである勅使の通る門でしたが、この場所に移築されたそうです。
貞明皇后行啓御休息跡
貞明皇后(大正皇后)が休憩された場所だそうです。
福寿星神
ここも番号なし。
福寿星とは、星座『りゅうこつ座』のカノープスのこと。日本では南の方でギリギリ見えるレベルのシリウスに次いで二番目に明るい恒星です。南極老人星とも呼ばれています。この星を見ると長生きすると言われています。
SFC修業でシンガポールタッチに行ってた頃、ガーデンバイザベイから見ました。
カノープスを祀っているという事でしょうか。お参りすると長生き出きると思います。
このあたりは九十九折りになっており、写真は撮り忘れてました。
ここが、ケーブルカーとの合流地点です。時間は掛かりましたが、そんなにきつくなく色々と見れたので歩きにして良かったです。多くの方は、ケーブルカーで上がって、歩いて降りるようです。私たちは貴船までいくので、これが正解でした。
そこそこ上がって来ましたので、景色も良くなって来ました。晴れていれば文句なしですが、かなり色付いています。
巽の弁財天社
弁財天です。
転法輪堂・洗心亭
休憩所とギャラリーがあるそうですが、先を急ぎます。
本殿金堂・金剛床
本殿に到着です。正面に宇宙エネルギーが集まる金剛床とか、狛犬ならぬ狛虎がいたそうです。
見損ねたー。
本殿の中に入りました。
中では一字写経があったのでやってみました。
100円でした。
ここから、取って写経して納めます。
やってみました。
写経を納めるのはこちらです。
御朱印もこちらで大判の貼るものと、記帳してくれるそうです。どこかに紙での配布とあったので持ってこなかったよ。残念。
今は御朱印帳に書いてもらえます。
金剛寿命院・瑞風庭
本殿の西側にあって、鞍馬寺寺務所や鞍馬弘教宗務本庁が置かれています。
前庭「瑞風庭」は、奥の院に護法魔王尊が降臨する様子を表現しています。
何だか大層な事が書かれています。
この庭は、六五〇万年前人類救済の大使命を帯びた護法魔王尊が金星より「焔の君たち」を従えて、今まさに聖地・鞍馬寺に降臨せんとする相を形象化したものである。
北庭の白砂盛は魔王尊の乗物「天車」を意味する。
南庭は、組井筒と大刈込によって鞍馬山を表現し石組は魔王尊を表わすと共に奥の院の盤座を象徴している。
そして石灰岩らしいですが、海の化石があり、昔は海の底だったという事でしょうか?どっかから持ってきたのかな?
奥の院参道
ここから更に奥の院に向かいます。
長くなったので、次回に続きます。
ここから更に山道を抜けて貴船神社まで向かいます。そんな感じ。
最後までお読み戴きましてありがとうございます。