こんばんは、すきーやです。
9月に入りましたが、相変わらず暑い日が続きますね。
今週のねこ達
最近、さくらもボスのろくたに絡んできて、ろくたが嫌そうです。折角の安住の地だったのに。
まさかの3匹乗ると、吸盤で引っ付けているタイプなので落ちるかもって事で、下にダンボール箱置いてクッション配備。なんとか耐えてるみたいです。
はるちゃんが目を細めるこの表情が好きです。
舞鶴あたりでぶらぶらしてます
お盆休みに山陰の実家に帰ってました。若狭を通るので、行き帰りで海鮮食べたり、観光してきてきました。
これまでのお話はこちらから。
ここからは帰り道での立ち寄りです。
舞鶴赤れんがパーク
舞鶴の観光スポットといえば、赤れんがパークです。この施設、2012年にオープンしましたので、私はまだ行ったことがありませんでした。
そんな訳で初訪問です。
護衛艦しらねのアンカーのモニュメント。
錨の形ってイメージと違いますよね。
赤れんがパークの平面図。駐車場からは結構歩きます。真ん中が小高い丘になってて、大回りして歩く必要があります。
こちらがレンガの倉庫。戦時中ここでは弾薬とか作っていたそうです。だからレンガなのかな。
手前側の倉庫は解放していませんでした。
そのまま開放するだけでもいいのに。また、この日はめちゃくちゃ天気が良かったので屋根のあるところを歩けるだけでもと思ったのもあります。
ここも映画のロケ地になっているそうです。
こちらの倉庫にはレストランやショップなどの店舗が入っています。
ここは結婚式やコンサートなどをやっているそうです。
インスタスポット。裏から。
自衛隊がありますので、海軍カレー。軍隊じゃ無いんだけどね・・・
ここには一目散に向かってました。
舞鶴湾の港めぐりです。12時過ぎに着いて13時の分は残り少ない△でした。
無事買えたのでトイレに行って戻ると×になってました。ヤベー。
休日でしたので、増便があるようでしたが。
乗船料は大人1,500円です。
ともかく無事乗れることになって良かった。
嫁さんは船酔いするので、ご飯は後回しにします。
海上自衛隊 北吸桟橋
この日は公開日ではないので入れませんでしたが、毎月決まった日だけ桟橋までいける日があるそうです。8月はありませんが。
機会があったら行きたいな。
公開日はこちらのサイトに掲示されます。
ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうが DDH-181
この日はひゅうがが停泊していました。
ヘリコプター搭載型護衛艦と呼んでいます。他国ではヘリ空母ですが、日本は戦争しないため、あくまでヘリが載せれる護衛艦という建て付けです。
ひゅうがより大型の『いずも』は垂直離着陸の出来るF35を搭載可能なようにちょっとだけ改修するそうですが、このひゅうがは改修出来ないらしいです。
また、ここは映画のロケ地ではありませんが、
『名探偵コナン 絶海の探偵』で登場しています。エンドロールの実映像では本物のイージス艦のCICとか使っているそうです。
そういえば見たこと無いな。
WIKIみるとこの映画は旭日旗が登場するので韓国では公開されていないとか。
赤れんが博物館
(旧舞鶴鎮守府倉庫施設魚形水雷庫)
今回は行ってませんが(あまり興味が無かった)ここには日本各地の数々のレンガを展示しているそうです。
口コミを見る限り悪くは無さそうですが、時間がないのと、あまり興味が無かったので・・・
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船
そうこうしているうちに出航の時間になりました。ベストポジションを取るために30分前に乗船口に並んびましたが、既に10組ほど前にいました。
トイレは目の前の体育館で、ここには『定価』の自販機があるので、飲み物などはここで調達するのが良いです。
本日の船です。この船なら私も操舵できる!
屋外に出れるスペースは少しだけなので窓越になるけど仕方ないかな。
海の京都。東日本あるあるですが、兵庫県とか京都府が日本海に面しているって以外に知らない人が多いんですよね。
関東地区で『兵庫県の日本海側って何県か知ってますか?』って聞くと『島根県』って声が多い。兵庫もだけど鳥取県はもっと可哀想。
船長さんのご挨拶。操舵2名、後方1名の皆さん元海上自衛隊の方だそうです。
本日は残念ながら自衛隊の艦船は全部揃って居ないそうですが、有名な艦船はあるとのことです。
山中船長は昨年自衛隊を退官された方だそうです。
挨拶の後は非常設備の案内。北海道の事故でかなり気にするようになりましたね。
また接客もすごく丁寧で、事故のせいなのか元自衛隊員だからなのかは判りませんが、ホテルとかでもちゃんと接客出来そうな感じでした。
そういえば、ホテル勤務だった頃、自衛隊を除隊された方が何人かいて、みんな丁寧な接客していたので、やっぱりその辺かなって思いました。
では出航です。『もやいをとけー』ですね。
ルートマップを見るとわかりますが、船の右側がベストポジションです。
ここからは見学ルートから。
掃海艇 あいしま MSC-688
海のお掃除屋さんの『あいしま』。お掃除と言っても、ゴミ拾いではなくて機雷などの除去などがメインだそうです。
右側の艦は今年3月に除籍した掃海艇『すがしま』番号が消されています。うっすらと読めた。
ウインドウのワイパーは取って付けたようなものなんですね。
よく見ると、横線が入っていますが、これは木造船だそうです。これは機雷の除去などで鉄は機雷が反応するので、木やFRP製だそうです。
舞鶴湾内をぐるっと進みます。
新日本海フェリーのターミナル。高校3年の時にフェリーで小樽まで行ったときにここから乗りました。懐かしいな。
こっちが乗船口です。徒歩の人は3階のボーディングブリッジから乗ります。
更に進むと、舞鶴教育隊の建物があります。要するに海上自衛隊の学校ですね。
ここで基礎を覚えて、海上自衛官に任官するんですね。今日の船長さんも退官までここの指導教官をしていたそうです。
補給鑑 ましゅう AOE-425
舞鶴では最大の艦船だそうです。後に出てくるヘリコプター搭載型護衛艦ひゅうが(197m)より大型で全長221mあります。
後ろ陸地に燃料タンクがありますが、他の艦船とは離れた場所です。万が一事故や攻撃を受けても、被害が少なくするためですね。
若狭湾内にある無人島だそうです。烏島と呼ぶそうです。海の神様を祀っているそうです。
自衛隊基地エリアに戻ってきました。
まず眼にはいるのが海上自衛隊舞鶴航空基地です。地図をみると滑走路がありますが、基本はヘリの航空基地です。
ジャパンマリンユナイテッド
住友重工+IHI+日立造船+日本鋼管(JFE)の造船部門が順次合併してできたジャパンマリンユナイテッド。
そういえば、日立造船って会社は今も存在していますが、日立グループでもないし、造船もしていない変な会社ですよね。
ここ舞鶴のドックでは数年前から新造船は造っておらず、今は自衛隊艦隊のメンテのみになっているそうです。
この第3ドックで造られたものに『砕氷艦しらせ』=南極観測船があります。
ミサイル護衛艦 あたご DDG-177
舞鶴所属のイージス艦です。ジャパンマリンユナイテッドで保守作業中でした。
この六角形のパネルがイージス艦の証のSPYー1レーダー。このレーダー500キロ先の200以上のターゲットを追跡できる凄いやつ。
多用途支援艦 ひうち AMS-4301
いわゆる曳航などを行うタグボートのような役割かな。
海上保安庁 巡視船えちご PLH08
海上保安庁の巡視船も停泊していました。
舞鶴には海上保安学校もあります。海猿候補生ですね。
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/niigata/gyoumu4.html
五老スカイタワー
今回は寄っていませんが、展望台になっていて、舞鶴湾のリアス式海岸など360度ビューだそうです。高さ325mとのことで東京タワーよりちょい低いようです。
またの機会で行ってみても良いかなと思います。そのうちテラスとか出来るんでしょうね。
ミサイル艇 はやぶさ PG-824
ガスタービンとウオータージェットで時速44ノット(時速80キロ)の高速艇。
ジェットフォイルとほぼ同じ速度です。あちらは水上を浮いて滑走しますが、こちらは普通に水をかき分けて進みます。どんだけ速いんだ。
76ミリ速射砲。毎分80発も撃てる。
こんなの使わない時代がいちばんですが。
戦争映画とか昔のアニメとかみると、
護衛艦 あさぎり DD-151
護衛艦 せとぎり DD-156
警備艦 せんだい DE-232
ミサイル護衛艦 みょうこう DDG-175
みょうこうにもSPYー1レーダーが付いてますね。そうです、これもイージス艦。
イージス艦の本領は、イージスシステムによる遠隔探査と長距離ミサイルによる、アウトレンジからの先制攻撃。先守防衛とは真逆ですね。
まあ、自ら仕掛けなければ抑止力になる点では良いんじゃないかと思います。
ファランクスというCIWS。対空ミサイルで迎撃出来ないときの最後の砦。
毎分4,000発ぐらい撃ちまくる鬼仕様。そんなに弾無いけど。
127ミリ速射砲。
このみょうこうはコナンの他に映画『バトルシップ』や『亡国のイージス』なんかにも登場しています。
たまたま今日のニュースで新しいイージスシステムを搭載した新造艦の記事が出ていました。
大型艦になった理由は、元々陸上に設置する予定だったイージス・アショア用のSPYー7レーダーを買ってしまったため、これを棄てるわけにいかず、無理やり護衛艦に載せることになったためレーダーのサイズに合わせて艦船がでかくなったという笑えない話。
無駄遣いは日本の十八番ですね。
ヘリコプター搭載型護衛艦 ひゅうが DDH-181
となりのみょうこう比べると大きさは歴然ですね。
どうみてもヘリ空母です。
こちらはイージスシステムではない国産のレーダー+FCS3(火器管制システム)。値段はイージスシステムの半値以下なので、国産で性能上げてくれると高い買い物すなくて良いよね。仕組みは全然別物だけど。
SPYー1レーダーと同じフエイズド・アレイレーダー(ちぃさいレーダーを沢山集約したもの)で2つのバンドを使っているのが特徴。
そしてここにもファランクス搭載。ひゅうがにはミサイル発射装置もあるので、対空能力は高めです。
これはリモコンで動く標的の船だそうです。これだけで1台1億円とのこと。演習とはいえ高くつくんですね。
そして30分の港めぐりは終わり。ひゅうがの所で反対側の人もよく見えるように反転させたりと気の効いた対応されてたのはさすがです。
本日のご案内
これは艦船とか興味なくても一見の価値があります。
山中船長は南極観測船のしらせに搭乗して南極にも行ってそこで南極の石を持ち帰ったそうです。
一般の旅行者は南極条約によって持ち込み、持ち出しが禁止されていますが、研究員は多分適用されないみたいなので、かなり貴重ですね。
戦争とかいうより、メカ好きから興味があるんですが、イージスシステムの知識はマンガ『ジパング』からです。
ジパングに登場する柳一等海曹が作中で解説してくれるので自然と詳しくなるという。
そして今日9月2日は
海上自衛隊舞鶴地方隊オータムフェスタ
北吸岸壁から護衛艦とか間近にみたり、船に乗れたりと楽しそうです。きっと混んでるんでしょうが。
行ってみたかったです。
そんな感じ。
最後までお読み戴きまして、ありがとうございます。まだ続きます。