こんばんは、すきーやです。
6月~旅行連チャンでばたばたしてます。そして仕事もばたばたしているので、超大変です。
今週のねこ達
嫁さんが猫用の爪とぎをネット通販で購入。ちょっと小さかったかなと思いましたが、ろくたにはジャストフィット。
ちび猫たちが入って来ないのでとてもご機嫌です。普段はずっとここにいます。
広島に行ってきました
嫁さんが以前から行きたいと言っていた宮島に行ってきました。ヒルトンの無料宿泊の有効期限が6月までだったので、それを使うためにというのが目的の1つではあるのですが。
宮島では専門学校時代の旧友にガイドを頼んで、ヒルトンでは福岡の方とたまたまのランデブーとか奇跡的な出会いとか凄いことになってました。これまでのお話はこちらから。
2日目は呉へ
呉は自衛隊とか海軍とかに興味があれば、良く知っている町ですが、嫁さんは映画『この世界の片隅に』を見て呉を知ったようです。
2日目はレンタカーを借りて、呉とか広島周辺をうろうろする事に。
メインは大和ミュージアムと海上自衛隊の展示施設巡りです。
レンタカーは前に借りた日産レンタカーのセルフライド&ゴーで安かったのと前回のポイントがあったので、1日5,000円ほどで借りれました。
軽自動車より安い料金で日産ノートのe-Powerでプロパイロット1.5?のモデルでした。
高精度マップのないGPSとカメラだけの誘導なので、CMみたいな手放しは出来ませんが、前の車との追従やハンドルのアシストなどはしてくれるようです。
広島から呉まで高速を使うと30分弱で呉に到着です。ショッピングセンターの駐車は大渋滞で、フェリーターミナルの駐車場は空いてました。
呉中央桟橋ターミナル駐車場
このあと、呉をうろうろして時間次第で海上から艦船めぐりとか考えています。
ライトなコースもあります。
昨年夏に舞鶴に行ってから、この手のツアーに少し火がついた感じです。
嫁さんは船とか酔いやすいので、中々機会は無かったのですが、こういうのは良いみたいです。
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
まずは大和ミュージアムです。
大和ミュージアムの正式名称は『呉市海事歴史科学館』のようです。
表には砲身がありますが、戦艦大和のかと思いましたが、戦艦陸奥のものだそうです。
建物に入ると、一番の展示である、10分の1サイズの戦艦大和のモデルです。
この位置からの見た目が一番迫力あります。小学生の頃は、宇宙戦艦ヤマトにハマっていたので、ここからの曲線と大きさを感じるのが良いです。
艦首の下側にある丸くなっている部分は、バルバスバウといい、水の抵抗を減らす仕組みなのです。
この施設の3階で解説されています。
宇宙では意味はありませんが、宇宙戦艦ヤマトにはここにレーダーが仕込まれています。
バルバス・バウ
この建物の三分の一近くを占めるエリアでめちゃくちゃ広いです。この施設ってほぼこれの為の施設ですね。
艦橋まわりの作り。
上のフロアからみるとこんな感じ。
左奥のエリアで演奏会が始まりました。これの10倍ってやっぱりデカいですね。
3フロアぶち抜きの空間になっています。3階は工作コーナーとか、船の作りとか仕組みの解説コーナーがあります。
また、このモデルは2005年に公開された
映画『男たちの大和/YAMATO』の撮影にも使われています。
100分の1サイズの伊号潜水艦。
こちらが戦艦大和の46センチ主砲です。子供なら入っていけます。
大和で使用した46センチの砲弾。白が九一式徹甲弾、赤が三式焼霰弾。この弾が40キロ以上の射程で飛んできます。そら怖いわ。
長官艇。艦隊指令長官が上陸するときなどに乗船する内火艇。
九三式魚雷。
回天。終戦間近になり投入された人間魚雷。九三式魚雷に人間の入る空間を作り、潜望鏡を見て方向合わせて突撃するもの。停泊中ならまだしも、移動している戦艦にはそうそう当たらず、外れたら再度方向確認してといったものなので、命中精度はかなり低かったみたいです。
特攻隊もそうですが、こういう兵器は胸が痛みます。
中島飛行機(のちのスバルの富士重工業)の傑作エンジンの栄。零戦や隼に使われたエンジンです。
よくプラモデルとかで作ったりしました。
火星二一型エンジンと一式陸攻は三菱重工業が製造していました。
日本初のターボジェットエンジン(J3)の試作機のXJ3。最近の航空機のエンジンはターボファンエンジンになったので、こんなスリムなものではないですね。
特殊潜航艇の海龍。ボディ横に飛行機のような翼がありこれで潜行、浮上を行うことで運動性能を向上させたそうです。
3階の船を造る技術という解説コーナー。
バルバスバウの話とか、船の仕組みとかの解説や
それを体験するコーナーとかがあります。
これはスクリューの角度で推力がかわる実験とか。
修理中のものも多く、内容的には科学館のような感じでした。
大和ミュージアムは2025年2月から1年間、改装のため閉館するとのこと。
閉館中は外から10分の1モデルは見えるようにするそうです。
海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)
大和ミュージアムの向かいには海上自衛隊の史料館があります。
自衛官の募集が厳しいと聞いたことがあります。
こちらが海上自衛隊呉史料館の入口で入場は無料です。
ここでは2004年に退役した実物の潜水艦に入ることが出来ます。
実物ですからめっちゃ大きいですね。全長76mあります。
まずは史料館からです。あきしおカレーとかあります。
まずは呉の歴史から。ここは日本海軍の造船所や海軍の養成所などあり、現在では自衛官の学校や海上保安庁の学校などがあります。
ここ呉は潜水艦の基地になっていますので、主に潜水艦の解説がメインになっています。
潜水艦の構造が模型で解説されています。
潜水艦乗りは一度出航すると数ヶ月に渡ることが多いそうで、ここで生活する事が必要になっています。水は貴重とか。
現在製造中の最新艦『たいげい』はハイテク化も進み、乗員も少し減らす事ができるそうですが、乗員は女性自衛官の搭乗が前提になっており、生活区域も男性と女性が別区画になっているそうです。そのぶん、狭くなるとかの弊害もあるとのことで、そんな話を元自衛官のボランティアの方が解説してくれました。
潜水艦乗りのメニューだそうです。基本24時間の交代制ですので、いつでも食事が取れるようになっているそうです。6日目の夜はちゃんとカレーになってますね。これが有名な海自カレーですね。
こんな感じの食事だそうです。
そして寝る場所はかなり狭いです。起きると頭をぶつけるので、気を付けているとのことです。
海上自衛隊の階級章です。先日、海上自衛隊の問題で海上自衛隊のトップの海上幕僚長も引責辞任しましたが、階級はこれだけあります。士→曹→尉→佐→将となります。尉から幹部自衛官ですね。
ここから潜水艦内部に入れますが、さすがにこちらは撮影禁止です。古いとはいえ、国家機密ですから。CIC(戦闘指揮所)は複数の自衛官が見張っていました。ヤバそうなものは隠してあるでしょうし。それでも実物を見れるのは凄いですね。
JMSDF CAFE
見学終了し1階に降りてくるとショップやレストランがありました。
ここで海自カレーが食べるのですが、残念ながら完売してしまいました。残念。先に食べるべきだったでしょうか。
呉海自カレー
海上自衛隊では、船舶毎に特徴的なカレーを作っているそうで、海自カレーとしてレシピなどが公開されています。
ここ呉では海自カレーを町をあげてPRしており、それぞれのお店で海自カレーを再現しています。上のあきしおのカレーもその一つです。
全部で22店舗あります。kure-kaijicurry.com
港町珈琲店
海自カレーの食べれるお店でこちらに伺うことにしました。時間が微妙だったので、売り切れでも他のものが楽しめそうなお店でチョイスしました。
カレー自体も興味がありましたが。
場所はこちら、コンビニの2階です。
む、ランチタイムは終わったようです。
しかしながら、海自カレーは大丈夫とのこと。ラッキー。こちらのお店では潜水艦『くろしお』の海自カレーとのことです。
ここは、潜水艦の桟橋の目の前ですので、テラスからは潜水艦がみえます。
国家機密こんなオープンで良いのか?とおもいつつ。
近いです。
それでは、くろしお特製“広島風”柔らか牛筋カレー(カレー・サラダ・ドリンク) ¥1250
牛筋を煮込んだとろとろ系のカレーはこの手のカレーにしてはかなり美味しかったです。
ちゃんと潜水艦の艦長の証明書が発行されています。がんすバーガーというのもあって気にはなったのですが、さすがにお腹いっぱいで。
現行のくろしおは3代目とのことで、SSー596番艦です。SSはサイレント・サービス(Silent Service)かな。ちょっと格好いいですね。
コスプレもできるようです。
くろしおカレーの他には、ワッフルも美味しそうだったり。
ケーキも普通に美味しそうですし、呉海自バーガーも呉総監が認めているもので、気にはなりますね。
普通にご飯物も充実しています。
そして海自カレー。喫茶店ですので、コーヒーも充実しています。
カフェテラスからの景色は良いですが、暑かったので、この時は店内を利用しました。
呉は明治から造船に始まり大和を作った呉海軍工廠、海軍、海上自衛隊、海上保安庁、造船のジャパンマリンユナイテッドなど、海に関わる色々な組織、会社が集まっていて隣の江田島と合わせて旧日本海軍の町のイメージが大きいですね(個人的意見)
そう何度も行くかというと、さすがに縁がなさそうなので、当分来ることはなさそうですが。だからこそせっかく来たので、色々と堪能した旅にしました。まだまだ呉・江田島編は続きます。
そんな感じ。
最後までお読み戴きまして、ありがとうございます。