滷肉飯(魯肉飯)・・・どちらもルーローハンと読みます。台湾の甘い醤油で煮込んだ豚肉をご飯にかけたこれぞ台湾って感じの家庭料理です。
滷肉飯の価格は非常に安く(100円~180円)、台湾は自宅で夕ご飯を食べない家が多いそうですが、これとおかずがあれば、満足出来ますね。
個人的にはいつも行くお店が決まってるんですが、お薦めとして何店か紹介したいと思います。
金峰魯肉飯(チンフォンルゥロウファン)
こちらはガイドブックにも出ている有名店です。中正記念堂駅の目の前にあり、いつもお客さんで賑わっています。
この写真は古いので値段は変わってるかもしれません。この後で脱税(笑)で捕まってましたので。
これは4人分です。
ここの魯肉飯はあまりくせもなく日本人にも抵抗なく食べれる感じですね。さすが日本受けしてると思います。
多分八角が控えめになっているためかと思います。
脱税後は行ってないので、最新情報はガイドブックにお任せします。今でも人気なのは確かです。
黄記魯肉飯
ここは金峰魯肉飯とは変わり、八角ががつんと効いた感じの魯肉飯です。
八角が苦手な方は避けた方がよいですが、折角の台湾ですから、八角と五香粉は慣れておくと良いです。
日本人は少なめでなんとなく地元の方が普通に食べにくるお店の感じです。ここはお弁当もありますので、混んでる時はお弁当にして目の前の公園で食べるたのも良いです。
がっつり食べたい時は豚の角煮飯も良いですね。
大来小館
永康街の路地裏にあります。
なんでも魯肉飯のグルメ大会で一位になったことがあるとか。魯肉飯好きには有名なお店です。
大中小とあり、大中にはおかずが付くそうです。これは小です。こちらは八角も控えめで、万人受けの魯肉飯と思います。
ここお店は魯肉飯以外の料理も美味しいのでお勧めです。
今大魯肉飯
台北中心部から少し離れた三重区にある地元の方お薦めの魯肉飯のお店です。
少し不便な場所にありますが、ボリュームもありゴロゴロ肉が美味しいです。
八角はややガツンときいてます。
お肉は結構たくさん乗ってますので食べ応えもあります。しかも安くて美味しいです。
ここは卵や豆腐等もお勧めです。
天天利美食坊
西門にあるご飯やさんで、魯肉飯の専門店ではなく、牡蠣オムレツや、ビーフン等も美味しいお店で、いつも賑わっています。
ここは、魯肉飯に目玉焼きを乗せてくれます。
注文するときに伝票に卵付きに『半熟』と書くと半熟の目玉焼きにしてくれます。
半熟卵の魯肉飯は破壊力抜群です。
そんな訳で魯肉飯はいつもここになってしまいます。牡蠣オムレツやビーフンも美味しいのでお勧めです。
山河魯肉飯
続いては台北から離れて、台中市のお薦めの魯肉飯のお店です。
市場の奥にありますので、少し入って右側です。
かなり大きな豚の角煮の魯肉飯です。見ての通りかなりボリュームがあります。
こちらもやや八角が利いています。
台中に行った際には是非訪問してください。
南豊魯肉飯
続いては、さらに南に下って高雄市の魯肉飯のお勧め店です。
自強夜市にありますが、朝9時から営業していますので、がっつり朝ご飯や夜市ついででも良いですね。
左が魯肉飯、右が肉団子の魯肉飯?です。肉団子は悪くはないですが、やはり角煮が美味しいです。
高雄はほかにも美味しいものが沢山ありますので、別の機会にご紹介しますね。
魯肉飯いかがでしたでしょうか?
初めて台湾にきて食べたときに、これを食べて『あーなんか台湾に来たって感じがする』と思ったんです。小籠包とかは愛知でも食べれますが、魯肉飯は中々置いてあるところも少なく、最近東京とかにはあるそうですが・・・
台湾ラーメン発祥の名古屋ではあまり見ないですね。
会社近くでお昼のお弁当で魯肉飯が置いてあって、今度食べて見ようかと思ってるんですが、期待通りだったらいいなー。
最後までお読み戴きありがとうございました。
しばらく旅行に行けないので、当分続きます。