こんばんは、すきーやです。
シルバーウィークの誕生日に東北を巡る旅に行ってきました。
これまでのお話はこちらから。
蔵王のお釜への行き方
蔵王といえば、雪景色のモンスターと蔵王のお釜ですね。この時期スキーではないので当然狙うはお釜です。
嫁さんに蔵王の話をしたら、真っ先にモンスターの事を言ったので、今度のスキーは蔵王も良いかな。
先日草津~志賀ルートで白根山のお釜は見れませんでしたので、蔵王は見たいなと。
蔵王のお釜を見るルートは2つあって、蔵王エコーラインから座王ハイライン(有料道路)で山頂レストハウスまで上がり、そこから歩く方法とエコーラインから座王刈田リフトを使ってお釜の見える所まで上がる方法です。
今回はエコーラインで山頂まで車で上がります。
座王ハイライン
こちらは有料道路です。途中下から歩いて上がってくる外国人一行がいて、何だろうと思ったんですが。
晴れていたのが少し雲が出てきました。うーん、ヤバいですね。
そう言ってる間に景色は雲の中。そろそろ紅葉の時期の筈ですが何も見えません。
ちょっと紅葉?
お釜が見えるか心配になりました。
蔵王山頂レストハウス
山頂はかなり寒いです。
念のためウインドブレーカー持ってきていたのでギリギリセーフですが、Tシャツだけの人とか厚手のダウン着込んでる人とか色々とあって面白かったです。
写真は撮り忘れてました。
駐車場の入り口に醤油の焦げる匂いが漂ってて、めっちゃトウモロコシ食べたくなった。
しかし頑張って誘惑に勝った。
あちこち回ってきているうちに、お店がみんな閉まってて休憩もお土産物もほとんど買えず。
レストハウスからお釜を見に行きます。
まずは山頂に上がって刈田嶺神社の奥の院に行きます。
こんな感じの坂道を5分ぐらい登って右に行くと奥の院、そのまままっすぐ下るとお釜が見える展望台に行けます。
まずは奥の院なので、もう一踏ん張り進みます
ここが山頂です。
刈田嶺神社(奥宮)
刈田嶺神社の奥の院です。ちゃんと社務所があり、御朱印も貰えますが、どうやら今日は書ける人がいないらしく、断られていました。
残念です。
こちらが奥宮。冬季はは閉鎖されるので、ご神体は本宮に移されるらしいです。そのため、ここがお詣りできるのは5月~11月上旬までのようです。
なんか色々と書かれていました。ガムテープで張ってあるのですが、社務所の人はなにも言わないので、公式のものでしょうか。
刈田岳
山頂の風景です。左側が、奥宮で右の塔が伊達宗高公命願之碑になります。
また、ここは熊も出るようです。
出たら、回避方法は有りませんね。
蔵王山メートル指導標
メートル指導標が何かはわかりません。ネットで調べてもよくわかりませんでした。
とりあえず4mあるそうです。
maps.app.goo.gl
伊達宗高公命願之碑
1623年の噴火で伊達領内の田畑に甚大な被害が出て、いつまでもたっても噴火活動が治まらなかったため、政宗は宗高に祈祷に行かせると7日程で鎮火に向かったということです。
模様の様に後が残っているのは、落雷の跡だそうです。すごい跡ですね。雷でも割れなかったんですね。
刈田岳 避難小屋
避難小屋があるというので、見にきました。
こんなサイトがありました。
利用料無料とか。結構ちゃんとしたものも多いいのですね。
左側が、火口側で右から中に入ることが出来ます。外壁が補強されていた部分は、脆く剥がれてきたようです。
入り口です。右下は開口部になってて、左側は積雪や降灰時でも出れるように高くなっています。
奥には扉があり、部屋になっています。
中から外を見るとこんな感じです。
階段で外側に出れるようになっています。
奥の部屋です。
2層になってて2名、4名位は何とかなりそうな感じです。
ストーブがあるので、やばいときは助かりますね。写真を探すと結構利用している人もそれなりにいるみたいです。
灯油もあります。それにしてもこのまま置いてあるって危険じゃないのかな。灯油だから爆発はしないけど。
いざという時のヘルメットもあります。
注意事項とか書いてありました。
避難小屋って初めて見たけど、これなら暫くは耐えれそうですね。使うことはないと思いますが。
御釜展望台
それではお釜を見に行きます。展望台がありますが、お釜は展望台より近くに行く方が綺麗に見えます。
着いたときには雲?霧が立ちこめています。
暫く待つとすこしづつ全貌が見えてきます。
ここがお釜です!!
見える?見えない?ビミョー!
ギリギリまで行けばもう少しチャンスはあるでしょうか。
御釜
そして一番前の柵まできました。
少し雲が晴れてきたりを繰り返しているので、タイミングを見計らって撮影してました。
晴れてきた!が、次の雲が来た!の繰り返しです。
それでも少しづつ晴れてきて、湖の色が見えるようになってきました。
さらに。
これが今回の中で一番綺麗に見えたタイミングでした。
これ以上待ってもあまり変わらないのと、時間も推してきたので(トイレも行きたくなったので)ここで撤収です。
残念ながら満足のいくお釜は見れませんでしたが、来た甲斐はあったかな。
登る途中で少し晴れてきたので、ラストシャッターです。
夕方になって少し涼しくなってきました。
この後は、蔵王といえば温泉です。ホテルの前に温泉に行きます。
蔵王温泉 大露天風呂
蔵王の温泉といえば、大露天風呂です。
昔来たときも、ここでピリピリを味わいました。
蔵王温泉は強酸性の温泉でペーパー1.5とかです。日本で2番目の強酸性の温泉です。
ちなみに日本一は秋田の玉川温泉です。ペーパー1.2という、胃酸並みの強酸性です。こちらにはそのうち行きたいです。
熱めのお湯で強酸性なお風呂に浸かるとピリピリします。タオルをお湯に付けてからそはのまま干して一晩おくと、溶けます。
怪我しているとかなりきます。
ここの温泉は蔵王の中で一番上にあります。
事前に営業時間をチェックしてて18時までと書かれていたので、17時5分に到着。
お風呂セット持って入ろうとしたら、嫌な予感がして時間をみると16時30分の受付までと書かれてました。えー。
そんな訳で、別のお風呂に行くことにしました。
蔵王温泉 善七乃湯 Oohira Hotel
日帰り入浴でチェックしていたのは、以前来たことのある温泉です。
経営者が変わったのか、微妙に名前が変わってましたが。
改装中のようですが、ホテルは営業されており、ちょうど玄関にスタッフの方がいて、外来入浴を聞いたら、貸切浴室はもうダメで外来入浴も18時までだけど?ってことで入りました。
五つ星の源泉の宿だそうです。
貸切露天風呂は外来入浴の営業終了です。
庭園露天風呂もリニューアル工事中でした。これは気づかなかった。
温泉に向かいます。
ここのペーハーは1.5と胃酸並みです。
強酸性硫黄泉の源泉掛け流しです。
キアニデウム カリダニウムという強酸性でも生きていける微生物だそうです。
誰も居なかったのでパチリ。
左馬(ひだりうま)という縁起物です。
山形の天童市で作られています。
庭園露天風呂に行こうと思ったら、工事中でした。残念!!
こちらは貸切の露天風呂です。
今回のお風呂は振られまくりました。
温めなのでか、そんなにピリピリしませんでした。硫黄感も先日の万座温泉ほどもなかったので、全体的に消化不良でした。
桃園
ホテルにチェックインするとまた出たくなくなるので、先にご飯にする事にしました。
日曜の夜なのでやってない可能性もあり、そもそもオフシーズンの蔵王温泉でお店やってるのか?ってお店をチェックしながら直接お店に行って、Google Map上は営業だけど、閉まっているお店ばかりでした。
そんな中、無事一件のお店を見つけました。
細かいことは言いません。食べれれば。
名前的には中国料理ぽいですが。
桃園とくれば、台湾の桃園国際空港ですよね?
蔵王はジンギスカンの発祥の地らしい(諸説あり)
メニューです。そんなにレパートリーは有りません。
お通しです。
蔵王チーズですね(今日買ったやつ)
こちらがジンギスカン。これ一人前です。
結構なボリュームがあらました。
一人用のジンギスカン鍋です。
固形燃料なのでさっさと焼かないといけません。
焼きます。
いい感じに焼けました。ジンギスカンはお気に入りです。
唐揚げです。
芋煮です。山形といえば芋煮ですね。
芋煮のイメージと違って美味しいですね。牛肉が入っていて、少し甘めなんですね。
山形牛の焼きです。
こちらも美味いです。
おでんです。こちらは普通です。
しめに鶏中華をオーダー。秋田の名物ですね。
初鶏中華なのでこれが本物なのかよく分かりませんが、海苔とラーメンの麺が不思議な感じでした。
お店をでる頃には周りは真っ暗で、活動していない街のようでした。
ジンギスカン、芋煮、秋田牛はとても美味しかったです。鶏中華は微妙な感じでちゃんとしたお店で食べたいなと思いました。
この後はここから500mのホテルに移動します。そんな感じ。
最後までお読み戴きましてありがとうございます。