こんばんは、すきーやです。
五十肩の治療でリハビリ後に牽引するとかなり肩が上がるようになってきました。
服も何とか気軽に着れるようになって一安心です。もう何ヶ月かで一段落になりそうかな。
ヒルトン・アメックスの無料宿泊
ヒルトン・アメックスの年会費の更新があり、週末無料宿泊が可能になりました。
前回5月に利用した際に、ここは紅葉の時期にくると良いよなと思ってましたので、11月20日に予約しました。さすがに土曜日は取れず、日曜に泊まることにして、土曜は別の場所に行くことにしました。
ポイントは11万ポイントですが、利用料金は10万弱でした。さすが秋の京都はハイシーズンレートですね。
土曜日はオープンしたばかりのガーデンインも候補でしたが、考えているうちにポイント宿泊が満室になったのです。さくっと予約すべきでしたね。
前回のrokuの宿泊はこちらから。
今回の旅行は紅葉を攻めようと言うことで、土曜日は福井県の三方五湖に行くことにしました。
いざ若狭湾へ
土曜日は全国的に天気が良く、紅葉はあちこちで色づき始めているのでと、あちこちでお勧めしていました。
本日の宿は若狭湾に取りましたので、福井県に向かいます。
お昼ご飯は鰻のお店にオープンで行くことにしたので、朝ご飯はコンビニおにぎりにしました。
柿安監修なんてあるんですね。
名神高速~北陸道~舞鶴若狭自動車道と実家に帰るルートなので、もう何度も利用しているルートです。休憩入れても2時間程の距離です。
賤ヶ岳SA
そんな訳で休憩ポイントもいつも同じ賤ヶ岳SAです。この先はトイレだけのPAしかありませんので。
賤ヶ岳は羽柴秀吉と柴田勝家の戦いがあった場所です。ここで勝利を収めた羽柴秀吉が天下人の足がかりになった場所ですね。
福井県は長寿の県だそうで、平均寿命が6位だそうで、1位はお隣滋賀県です。男性だと4位だそうです。
ここで気になるお菓子を発見者。
りんごとシナモンのかりんとう。嫁さんがこの組み合わせお気に入りで(要するにリンゴパイ)多分買おうって言うだろうなと。ええ、買いました。
あとここには、全国的に有名になったサラダパンが売っています。
サラダではないけどサラダパン。
しかし、売り切れでした!残念。
高速乗る前にガソリンを入れ忘れていたので、念のためSAで給油。地元で160円切り出したので175円ぐらいと思っていたら、なんと185円でした。びっくらこいた。
うなぎや 源与門
お昼はうなぎにするので、11時オープンのため、10時20分ぐらいに到着。
三方五湖って天然鰻で有名だそうです。
創業100年だそうです。
駐車場は広めです。私達が着いたときには他に車が3台止まってました。
とりあえず受付に名前を書いておきます。
メニューです。
天然鰻がある日はインスタにお知らせが出るそうです。5月~11月ぐらいだそうですが、今年は不漁で10月で終わってしまったようです。
名前、人数と注文も書いておきます。
3番目の人の注文に『特重』と書かれていて何だか気になります。
10時40分位にお店の人が注文の確認に回ってこられます。先に仕込めるので待ちが短くなりますね。骨せんべいは競売ないそうです。お吸い物は肝吸いに変更しました。
そして11時になったので案内されました。11時の段階で10組ぐらいになっていました。
会計の時に気づきましたが、ミシュランガイドのビブグルマンのお店でした。
ここは予約をやっていないので、早く来て並ぶしかありません。
店内はテーブル席がこの部屋に8席と隣の部屋に6席ありました。要するに最初の14組に入るのがポイントですね。
11時7分に来られたお客様が満席なので、待つように案内されていました。開店前までにがポイントですね。
事前にオーダーを確認したので、席に着いて10分ほどで提供されました。
うなぎ重4,000円+肝吸い変更200円
関西風の蒸さずに焼き上げるタイプです。私はこちらの蒸さずに焼くのが好きです。以前、東京のそこそこのお店のうなぎを食べましたが、蒸したのでふっくらするのですが、脂落ちすぎでコクもなく、生臭さが際だった感じなので、それ以来、関東風のうなぎは食べないようにしています。カリッとした身とタレが絶妙で、かなり美味しいトップクラスのうなぎでした。
まじ、ここはお薦めです。
お隣の席のお重が一回り大きいので、あれが特重かなと。
お椀3つぶんのサイズなので、1.5倍以上ありますね。メニューに無かったので、裏メニューかな?
お店の裏山もうっすらと紅葉が始まっていました。お腹も膨れたので次の目的地に向かいます。
福井県年縞博物館
お昼を食べた後にどこか見るところがないかなと探していてたまたま見つけたところです。
隣に若狭三方縄文博物館という所があり、そこの口コミに隣の福井県年縞博物館が良かったという書き込みがたくさんあったので気になったのです。
その後、色々と調べるとかなり良さそうなので行くことにしました。
こちらの建物です。45mの展示があるので、かなり長いことは事前に把握済みです。
隣の丸いものが若狭三方縄文博物館です。
何となく今風の洒落た建物ですね。
なんと本日は『関西文化の日』で無料でした。通常は大人500円です。
建物に入ると、まずシアターを見てくださいと案内されます。円柱状の部屋で椅子が8客壁沿いに置かれています。
天井にはプロジェクターが4台設置されていました。
壁面と床面の2つのスクリーンで年縞の説明がされます。
最初はどこにでもある、解説用の動画と思っていたのですが、この映像が凄かった。
壁面と床面の映像リンクで動いているような錯覚があります。酔いやすい人は事前に注意と言われます。
水月湖は幾つかの条件が揃ってできた奇跡の年縞があります。
湖の底に堆積物が年々積もってそれが綺麗に残されており、その厚さが45mにもなり年数にして7万年分だそうです。
1年当たり0.7ミリ。
堆積物からその年の気温とか動物などがわかるという事で、その時代が分かるようになったそうです。
有機物の堆積物があると言うことは、放射性炭素年代測定が可能になるということで、年代の物差しになると言うことで、世界で唯一の基準になっています。
こちらが解説動画です。
解説を見たら2階に上がり資料を見ていきます。
45mの7万年の年縞ギャラリーは、年縞をステンドグラス化して展示されています。
薄くスライスして樹脂で固めた感じかな。
こちらが年縞ギャラリーです。
木の年輪のように季節が記録されています。
これみてなんだってのはありますが、ここに地球の歴史が残されているんですね。
年代に沿って7万年分の年縞です。これ途中。
これが端から45mをみた感じ。
じっくり見ると、化石とかも見えます。
世界でも貴重な資料ですので、世界からも研究者が集まっているようです。施設内に立教大の研究室がありました。
堆積物を調べると、火山灰の層で大山(鳥取県ー兵庫県の火山)の噴火の記録が分かるようです。
ギャラリーの裏側は写真でそれぞれの時代の出来事が解説されていました。
年縞は別にここだけにしか無いわけではなくて、世界中にあります。
こちらはモンゴルにある白亜紀の湖の年縞です。
これはフィンランドのゴルッタヤルビ湖の年縞
グリーンランドの氷の年縞。
氷は安定的に何万年も残りますが、有機物の量が絶対的に少ないので、水月湖の年縞の価値は非常に高いですね。
これが氷の年縞?です。塵がちょこちょこあるのが分かりますね。
これが死海だったかな。生物がほぼいないので、情報も限られているとか。
日本にもたくさんあります。
2013年に水月湖の年縞が世界標準となりました。放射性炭素年代測定の結果、年単位の特定ができています。
そのため、施設内の年縞は27587年前とか表現されています。凄いですね。
施設紹介のVRが公開されています。
建物も木をうまく利用した、有名建築家が建てたような造りです。
博物館といえば、窓のない閉鎖空間が多いですが、ここは開放的です。
2020年の中部建築賞入賞の建物でした。
某KK氏ではなく内藤廣建築設計事務所でした。
壁面も年縞を意識したかのような作りです。
想像以上に良かったです。まだ出来たばかりで、人もそんなにいないので、今がチャンスですね。
カフェ縞
福井県年縞博物館の2階に併設された喫茶コーナーです。博物館からも入れますし、外から直接入ることも出来ます。
構造的には別々になって、屋根だけ共通になっています。
基本は食券購入ですが、PayPayはカウンターで注文します。
外側のカウンターのみの席になります。
水はセルフです。おばさんお一人なので、少し時間が掛かります。
一押しの年縞サンドを注文しました。
ストローが差してあり、抜くと年縞が見れるというもの。
抜いたのですが途中が空洞でした。この空間はどこいった?
すっきりしないので、掘り直ししました。
飲み物はコーヒーを。
嫁さんは梅ドリンクを。このあたりは梅干しが有名みたいですね。
年縞サンドより、ミルフィーユとかデザートが良かったですが。
サンドイッチの中身は普通なので・・・
若狭三方縄文博物館
せっかくなので、隣の若狭三方縄文博物館にも立ち寄ります。
縄文というより、何かの秘密基地とかストーンヘンジっぽくて、怪しい研究所みたいです。
そして入り口側は、昭和な作りの施設でした。
入り口は2階の右側ということで来ました。
DOKIDOKI館というそうです。ドキドキしますね。
こちらは関西文化の日には関係なく大人500円でした。
2階から入ると展示スペースは1階になります。
ど真ん中には木の切り株が。
展示スペースに行きます。暗い廊下を抜けます。
舟の展示がされています
出土した土器のコーナー。
土器がえらく綺麗だなと思ったのが、よく見ると色の違う部分が出土して、それを復元したものだったようです。
『でいたらぼっち』の展示?
年縞博物館の説明よりわかりやすく書いてありました。
土器のガチャポンがあったのでやってみました。
嫁さんが引いたら馬が出ました。
私は焔土器でした。
売店の商品と比べてみました。200円にしては良いですね。
焔土器は全然こっちの方がいいですね。
確かに年縞博物館のほうが見応えがありました。もう少し見応えがあると良いと思うのですが、県の施設だとどうしてもいまいちになりますね。
縄文ロマンパーク
施設の外には公園が整備されており、縄文ロマンパークになっています。
ただ幾つかのモニュメントや建物があるだけで、特筆するものはありませんでした。
世界に誇れる水月湖の年縞なのですから、国とか三セクなんかでもう少し演出を加えると、もっと良くなる気がします。
先日行った、東北の『遠野ものがたりの館』のように、何か楽しませる仕掛けがあると良いんじゃなうかなと。子供とかにも受けそうな。
この後は三方五湖レインボーラインをドライブします。
長くなったので次に続きます。
そんな感じ。
最後までお読み戴きまして、ありがとうございます。