こんばんは、すきーやです。
この冷え込みは結構ですね。
今年もスキーに行きたいので、もっとしっかり降って貰わないといけないので・・・
今週のねこ達
はるちゃんが舌を出したまま寝てました。
さくらも眠そうです。
人も眠い時期になってます。仕事がめちゃくちゃ忙しくてなんですが。
1月の週末に26回目の台湾に行ってきました。
金曜は台湾到着後、台湾総統選挙の選挙戦を見て回りました。
台湾では土曜日が選挙日となります。台湾では日本でいう住民登録がありませんので、いわゆる本籍地での投票になります。そのため、選挙の日は本籍地に出向いて選挙する必要があるので、翌日も休みになる土曜日に行っているんだろうなと想像します。そんな状態でも投票率70%とか80%になる台湾の政治への関心度は凄いなと思うんですよ。
これまでのお話はこちらから。
今日は台北を離れてショートトリップに出かけます。前回は平渓線の猴硐(ホウトン)という猫村に行ってました。
今回はどこに出掛けましょうか。出かける前にまずは朝ご飯です。
特に予定を決めていなかったので、ゆっくり出発です。
粥師傅廣東粥
ホテルから歩いて5分位のところにお粥のお店があったので、ここに行ってみることにしましたが、営業開始が11時からということで、10時30分過ぎとかなりゆっくり出発です。
で、10分前に着いたのですが、まだ開ける感じもなく、まあ気長に待とうと思ったのですが、お腹も空いてきているのと、向かいに行列が目についたので、Google mapでチェックすると、ホットサンドとハンバーガーのお店で中々良さそうな感じ。
ということで、ここはやめて向かいのお店に変更です。ここはまたの機会に。
富特士多早餐店 Footd Store
なんて読むんでしょうか?フテスト?翻訳使っても謎な翻訳になります。
早餐店=朝ご飯のファーストフード店ですね。
2022年にオープンしたばかりのお店のようです。これからブームがくるかも?
順番待ちは名前を書かないといけないのですが、漢字で書いても読めないし、呼ばれてもアレですし。中国圏は基本名字は漢字一文字なので・・・
とりあえず英語で書いて置きました。
順番で多分私たちだよね?ってタイミングで反応したら、指差しでこれ?って感じでしたので、中に入りました。
メニューはこちら。
台式麻辣バーガーと港仔沙嗲牛(香港式サテーホットサンド?)を注文しようとしたら、麻辣バーガーは売り切れでしたので、塩豚バーガーにしました。
右のコロコロで溶かしバターをパンに染み込ませて焼くスタイルです。
私はアイスブラック、嫁さんはアイスミルクティー。
港仔沙嗲牛。トーストがいい感じで具だくさんなホットサンドでした。ボリュームもあって美味しくて、ぺろっといけました。もう一つ頼んでも良かったかも。
こちらが口コミでお勧めされていた、塩豚バーガー。パンパンです。これも美味しくてペロリといけました。
麻辣バーガーが食べれなかったので、次回また来ようと思います。良いお店見つけた~。
西門周辺をぶらぶら
富特士多早餐店をでて少駅に向かいながらしぶらぶらすると、投票所がありました。
続々と市民の方が来られて、受付されていました。投票所は台湾も日本も同じですね。
最近よく見かける、電動バイク?のバッテリー。
都度、チャージするのではなく、チャージされたバッテリーと交換して利用するインフラ一体のサービスのようです。
こういった事が普及すると飛躍的に便利になるんでしょうが。
遠目に見て何かピンクの花が咲いていたので、梅?桜?なんだろうと・・・
良く分からなかったのですが、
近づくとちゃんと名板とQRまで付いていました。
『風鈴木』というそうです。日本ではモモイロノウゾンと呼ばれているそうで、初めて聞きました。
台湾ではあちこちで咲いているそうです。春に来た頃はきっと桜だと思っていたかもですね。
散っていた花びらです。かなり大きな花びらなんですね。
ここからはU-bikeで移動です。台湾はレンタサイクルでの移動が便利です。但し、台湾の交通事情が分からない間はよした方が良いかもです。借りっぱなしより、U-bikeステーション間で乗るのが良くて、Google mapのナビも目的地へのルートを検索すると、U-bikeでのルート表示もされて、最寄りのステーションを経由地にしてくれます。
あと、U-bike 2.0 で便利になったのはサドルの高さを変えるのがレバーひとつなのでかなり便利です。信号待ちでチョチョイと調整とか。
華江整宅社区
一度来たかったのが、龍山寺の先にある華江整宅社区というところ。PVとかドラマだか映画のロケ地にもなったとか、円形のロータリーに添って建物が回廊で繋がっている古い建物って事で気になって来たのですが、交差点も車の通りが多く、あまり風情は感じられませんでした。
ちょっと想像とは違ったようです。
2階部分で回廊が繋がっているので、よくよく考えると凄い作りだなとは思うのですが、道路の横断が普通の歩道橋みたいな物なので、あまり情緒はないかな?
ここがコンクリートでぐるっとつながっていたら凄いかなとは思ったのですが。
建物と歩道橋の繋ぎは後付け感が有りすぎてですね・・・。
はい、満足しました。
では今日の本命です。行き先はいま決めました。
野柳
野柳って書いて分かる方は台湾通ですね。
日帰りで行ってこれる観光地でまだ行ったことのない所を探していたら、ああここは行ったことが無いなと思ったのが野柳です。
野柳で有名なのは女王頭と呼ばれるこれがあるところです。
ここは風化によりあと数年で折れてしまうだろうと言われているので、折れないうちに行っておこうと思った訳です。
今回撮影したものです。周りに人がいっぱい並んでいたのですが、消しゴムマジックで消してみました。
2010年から更に細くなってる感じがしますね。風化を抑える加工をしているとかなんとか。
國光客運(台北車站)
野柳へはバスで行くのが本数も多いので良いです。台北駅から路線バスが出ています。MRT板南線にそって走りますが、満席だと乗せてくれないので、台北駅から乗るほうが良いです。
台北駅のバスターミナルで行くと別のバスターミナルに案内されるので、注意が必要です。
私も間違えました。國光客運のバスターミナルは台北駅寄りにあります。空港行きのバスターミナルと同じ場所です。
バスターミナルですので、トイレもありますが、建物の2階にあります。2階はトイレしかありません。
12時50分位に着いた段階で20名ぐらい並んでいました。
バスは1815です。こんな少ないはずなのにと思ったのですが、
時刻表見ると10分間隔で2台出ているようです。
路線バスですので、台北市内は渋滞でノロノロ運転です。13時に出発して50分経ってやっと中心部を離れた感じです。1時間30分ぐらいとありますが、絶対無理じゃん・・・
それでも14時45分に野柳に到着しました。街を抜けると渋滞もなく、快適なペースになりました。
バス停から野柳地質公園には10分ほど歩く必要があります。このような看板があちこちにあるので迷うことはありません。
途中に公衆トイレもあります。2時間近くバスに乗るので助かります。公衆トイレですが、きれいなトイレでした。
野柳漁港らしいので海産物は期待できますね。
こんな感じの道を歩いていきます。観光バスが良く通ります。ツアーで野柳に来る人も多いので、最寄りの駐車場まで連れて行ってくれるほうが便利かもですね。
嫁さんは帰りにこの道歩くのか~とボヤいていました。
野柳仁和宮周倉将軍
歩いていると廟がありました。ちょっと遠かったので、立ち寄りはしませんでしたが将軍廟のようです。
野柳地質公園
野柳ジオパークに到着しました。
こちらでチケットを購入します。大人は一人80NTD(380円ほど)
野柳ジオパークのマップです。灯台がある先端まで行けますが、多分挫折するので途中までのつもりです。
QRでマップも見れます。
可愛いお姫様と日本語が振られています。
こちらにあるのはオブジェのようです。女王頭が風化して折れても良いようと、ここで撮影できるようにしたようです。
解説があります。
先に進みます。海が見えてきます。そして潮の香りがしてきます。
遠くに基隆(ジーロン)辺りとその先の山の中腹にあるのは方向的に九份老街でしょうか?ここからは見えないかもですが・・・
この野柳地質公園には色々な自然の創作物が見れます。
女王頭は撮影スポットとしてかなりの人が順番待ちで並んでいます。そこまでして撮影するほどではないので、他を回ります。
また帰りに近くまで並ばずに行けるので、裏からみて満足。まだ折れてな~い。
それよりもその隣に茸のように生えているのが凄いインパクトありました。自然の造形は凄いですね~。
中間地点が見えてきました。あそこからは山に登って先端まで行けるようですが、ここをみた瞬間に『あの先はいいよな~』と思いました。
あちこちがこんな岩がいっぱいあるので、その辺を見て回るだけで結構お腹いっぱいになりました。
女王頭は別にいいよねーって感じで。
瑪玲鳥石
山登りの手前で人が集まっているところがあり、ここで記念撮影をしていました。
鳥の頭のような岩があります。これもそのうちポキッと折れそうですよね。
海角休憩站
折り返し地点に休憩所がありました。
途中Bookstoreという看板が多くあり、本屋なんてどこにあるの?って感じでドリンクショップがあったので、コーヒーを飲もうと思ったらコーヒー一杯300NTD(1400円以上)でした。ホテルのコーヒーかよ!
ホッドドッグは80NTDとリーズナブル・・・
後で調べると、建物の左奥にちゃんと本屋さんがあったようです。わかりにくいな。
この日はとても良い天気でショートトリップ日和でした。日本では寒い日だったようですが。
堆積岩というのが良く分かる地層がありました。綺麗に層をなしていて、色も違うので削れると女王頭やきのこのような造形になるんですね。
ここも人が多かったですが、人がいないチャンスでぱちり。上の堅い層が残って下の柔らかい(風化しやすい層)が削れてこういう造形が生まれているんですね。
変わった削れ方しているものや
格子状に線が入ったものなど、どうやったらこんな風になるだろうみたいな物がたくさんありました。
こういう所には珍しくゴミ箱が設置去れていました。その辺に棄てられたりよりはって事でしょうか。
この赤い先までは入っても大丈夫との事です。ここを越えると監視員の人が監視していて、笛吹いて怒られるそうです。崩落とかもあるので、気をつけましょう。
一応救命浮き輪も用意されていました。
そしてこちらが出口になります。出ると戻れませんので注意が必要です。
野柳特産街
出口をでるとすぐそこには野柳特選街があります。
お土産や海産物、食事などが取れるようになっています。ガラガラ過ぎて近づくと売り込みが凄かったです。そのためそそくさと通過してしまいました。
野柳特選街では何も買いませんでしたが、駐車場に仮設の市場がぁり、そこで海藻の天ぷらが美味しそうだったので購入しました。
こんな感じで100NTD(480円)でした。
以外に潮っけもなくパリポリと結構癖になりそうな食べ物です。この日食べた食べ物で一番美味しかった。
さて、せっかくなのでここの海産物で遅いお昼にしようと思います。
食材が良ければ、余程じゃなければ不味いはずはない。通り沿いに飲食店が並びます。
どのお店もGoogle mapの評価が高過ぎるので、仕込みな気がします。
最初は人気店らしい四姉妹なんとかに行こうと思ったのですが、店頭の生け簀をみると微妙な雰囲気があったので、ここの口コミはアテにならないなと判断して、後は適当に決めることにしました。
そうしていると隣のお店のおばちゃんが近寄ってきて、モーレツPR。
他をあたるのも面倒でしたので、そのままそこに決めました。
錦園漁夫料理
まずは反省から。ついつい調子に乗って頼んでしまって、多かった。
すっかりお腹が空きすぎていたのが失敗。
それでも海鮮は地場ものでしょうからおいしかった(1つ以外)
茹で海老。直球勝負。想像より多かった。美味しいけど、少し飽きた。
桜エビチャーハン。桜エビがこれでもか!って入っているので食べると桜エビの風味が溢れてた。
これも当たり。
蛤。台湾の蛤ってすっごいプリプリで、ぷちゅっと弾けると潮の風味がじゅわーとくる。
ちょっとにんにくが多いのが個人的にはいらない。昔、高雄の海鮮料理屋で食べた蛤が忘れられない。
野柳に着いてから、イカ焼きの匂いが漂ってて今日は絶対イカを食べるんだ状態でした。
そりゃ美味いに決まってる。揚げ煎餅は油吸ってモシャモシャだったので美味しくなかった。
野菜。これは失敗だった。半分残した。
空芯菜ぽいかと思ったら、普通だった。お腹もいっぱいだったので美味しいとは感じなくて、最後は残しました。
これ頼んだのは失敗でした。味も量的にも・・
飲み物はペットボトルがあったので、料理だけで合計1490NTD(7144円)でした。
カードはアメックスが使えなかったので、VISAで。台湾の飲食店ではアメックス使えるところが少ないですね。
お腹も膨れた所で台北に戻ります。
台北への帰路 ネコミュニケーション
港町ですので、地元にゃんこ達がいます。
魚屋さんの前にいたこの子は、なかなか警戒心が強く逃げちゃいました。
美味そうな烏賊がいました。
こちらは行きにも見かけたにゃんこ。行きは別の観光客が相手していたので、通り過ぎましたが、帰りは待っててくれたようなので、ネコミュニケーション発動。もちろん全世界の猫の味方『ちゃおちゅーる』は持って行ってます。
最初は食べたことがないのか、匂いをクンクン嗅いで、要らないような素振りをしましたが、ぺろっとなめた瞬間に目の色が変わりました!
『これ、めっちゃ美味いやつや!!!!』みたいな感じでかぶりついてきました。
やっぱり、ちゅーるは世界最強です。
食べ出すと一心不乱になりました。
私からも食べてくれます。無くなると、もっと無いのか!って訴えてきますが、バスの時間もあるので、それでお別れです。
彼にとっては『ちゃおちゅーる』の衝撃だったかと思います。
17時野柳発台北行き
バス停に着くと同時にバスが到着しました。待ち時間0秒。台北市内は混んで時間が掛かるので、MRT板南線の忠孝復興駅でMRTに乗り換えるのが早そうだったので、乗り換えて西門まで戻りました。そのため帰りはあまり渋滞もなく定刻通りで到着しました。
遅いお昼ごはん?夕ご飯?のお陰でこの後は夜市で軽く食べようということで、夜市に出かけます。
次回に続きます。
野柳の女王頭は無事見ることが出来ました。このまま何年も残り続けるのか、ポッキリと折れてしまうのかは分かりませんが、とりあえず見ておけたのは良かったかなと思います。
それにしても、台湾の主だった観光地なんかはほとんど制覇してきたので、次からはどこに行こうかと悩んでしまいます。
機会があれば、金門とか